PANCRASE340:第10試合・沙弥子 vs. V.V Mei

初代アトム級クイーン・オブ・パンクラシスト決定トーナメント準決勝5分3R。沙弥子2位。

沙弥子は昨年9月に3年ぶりにMMA復帰して以来2勝1敗。敗れた相手は前の試合に出場したジェニー・ファン(2Rチョークで一本負け)で、勝った相手は1勝3敗1分け・デビュー戦の相手。33歳。

元JEWELS・ヴァルキリー王者V。パンクラスには2010年、ヴァルキリー消滅後に2戦して以来の参戦。JEWELS→ONEを経て、今年ONEから離脱してRIZINに参戦したが、浅倉カンナにチャンス無く判定負け。負けた時点での引退を公言してのトーナメント出場となる。キャリア16年で40歳のベテラン。

沙弥子がガンガン詰めてパンチを入れる。右がヒット。Vもパンチを返す。手数では沙弥子だが、蹴りでバランスを崩したところで組み付いたV。離れた沙弥子。パンチで出る沙弥子だが、Vかわしながらバックを取る。両足をフックして腕を首に回しチョーク狙い。背後のVにパンチを入れて抵抗する沙弥子。Vもバックから殴る。ホーン。

1R一者沙弥子、二者V。一者はVがバックを取ってもそこから攻めなかったので、前半の打撃での沙弥子支持か?

2R。前に詰めてパンチを入れる沙弥子だが、Vがシングルレッグから倒してすぐにバックに付いた。バックマウント。また背中のVにパンチを入れる沙弥子。Vがチョークに入るが浅い。外れた。バックキープが続くが、残り30秒で沙弥子向き直り上に。インサイドからパウンド。V腕十字へ。仕掛けたところでホーン。

2R一者沙弥子、二者V。さすがにこの沙弥子支持はバックを取られた体勢でのパンチを取った以外考えられないが。ここまでは20-18V×2・20-18沙弥子か19-19×2、20-18V。前者の場合は沙弥子はフィニッシュが必要となる。後者は3Rを取った方の勝利。

3R。Vのタックルを切った沙弥子。右を入れたV。Vのタックルのフェイントに反応する沙弥子。Vの右がヒット。沙弥子飛び込んで左の肘を入れる。Vが詰めて組み付いた。ケージに押し込む。沙弥子の飛び膝。ヒットしたが、そこを組み付いてテイクダウンしたV。蹴って立つ沙弥子。残り45秒。沙弥子ワンツー。タイムアップ。

29-28V、29-28沙弥子、29-28沙弥子。スプリットで沙弥子勝利。

3Rは沙弥子で、2R時点で19-19×2、20-18Vだったということか。2R沙弥子は疑問だが…。

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