RIZIN.45:第11試合・扇久保博正 vs. ジョン・ドッドソン

フライ級。

インローからパンチで出るドッドソン。また飛び込むタイミングで組み止めた扇久保。四つからダブルアンダーフックでコーナーに押し込んだ。テイクダウンを狙うがドッドソンこらえる。振ってテイクダウン成功。寝かせた。押さえ込んだままパス成功。サイドで押さえ込みながらパウンドを入れる扇久保。肩固めを防ぐドッドソンだが、下で動く気配なし。キムラを狙った扇久保。放した。下から扇久保の頭部に膝を狙っていくドッドソン。残り20秒でマウント。左右のパウンド連打。ゴング。

ドッドソン、下になると逃げる動きなし。

2R。飛び込みを見せたドッドソンに扇久保バックステップで距離を取る。ドッドソンまた飛び込んでパンチ。また飛び込んできたが扇久保四つに組んだ。クラッチする前にドッドソンが引きはがして離れる。ドッドソンがパンチで飛び込むが、扇久保がそのタイミングで放ったローがローブローに。再開。パンチで飛び込んだドッドソンだが扇久保のローがまたローブロー気味。ストップせず続行。ドッドソン飛び込んでワンツー。扇久保もパンチを返す。ドッドソン左ミドル。扇久保右ミドルからロー。ドッドソンが左フックで飛び込んだところでタックルに入った扇久保。止められたが、離れ際に右ハイ。キャッチして倒したドッドソンだがゴング。

3R。ドッドソン飛び込みながらパンチの連打。扇久保下がってかわした。ドッドソンのローに左フックを返した扇久保。扇久保タックル。四つに。コーナーに詰めてダブルアンダーフックにしたが差し返した。離れ際にパンチを入れた扇久保。そこからまたタックルへ。コーナーを背に片膝を着いてこらえるドッドソン。扇久保シングルレッグから離れて立った瞬間にまたタックル。シングルレッグからボディロックへ。しかし倒せず。コーナー押し込み。残り50秒でブレイクがかかる。扇久保右ハイ。蹴っていく扇久保。タイムアップ。

判定3-0で扇久保勝利。

勝負に行かなかったドッドソン。勝ちへのこだわりが薄く、全盛期の貯金だけで流しているように見えた。

勝った扇久保は次期フライ級タイトル挑戦者に大きく近づいたが、堀口が勝った場合、過去0勝3敗の堀口相手に勝てるとは思えず、扱いが難しくなりそう。

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