RIZIN王者・堀口恭司、UFC挑戦を明言 現王者には「もちろん勝てる」も「変わっていてほしい」理由(ENCOUNT)
RIZINフライ級新王者の堀口恭司が8日、東京・秋葉原の書泉ブックタワーにて、著書「EASY FIGHT」(幻冬舎)の刊行イベントを行った。今回はその際に堀口が発した言葉で最も気になった、UFCへの再挑戦に関する見解をお伝えする。
「別に戦いたい相手っていなくて。ホントに(UFCの)ベルトを取りたいとか、そこしか考えてないですね」
堀口はUFCへの再挑戦について、「自分は(UFC王座は)取れるかなと思ってますけど、対人なので。相手も研究してくるわけだし、相手の技もここから変わってくるわけなので、やっぱり難しいことはありますけど、難しいことがあれば、自分ももっと進化していくし。取れるんじゃないかなとは思っていますよね」と自信をみせる。
しかも堀口のUFC行きの意向は、すでにRIZINの榊原信行CEOにも伝えているという。ただ、現在の契約先であるベラトールは、PFLに買収される話が具体化しているところ。もしそうなった場合、PFLにはフライ級という階級が存在しないため、自然とリリースの対象になるのでは、と堀口はみている。それもあってのUFC再挑戦なのだ。
「そこ(リリース)も自分のマネジャーと確認しているんですけど、まだ連絡がないんですよ。だからそこらへんももうあやふやになっているので、そこが分かり次第、UFCに行く手続きをしたいと思っていますね」
参考までに現在、UFCのフライ級王座には、堀口の所属するATTのアレッシャンドリ・パントージャが君臨している。パントージャは堀口と同じく33歳で、堀口はATTでは彼とも練習する関係のため、現在のUFCフライ級トップの実力を、すでに肌感覚で認識していることになる。
「もしパントージャが相手だった場合、勝つ自信は?」との問いに、堀口は「もちろん、勝てるなとは思いますけど」と話しつつ、以下のような、らしい見解を示した。
「俺が挑戦する時には変わってほしいなっていうのはありますね。仲間同士でやるのは好きじゃないんですよね。だから変わってほしいなっていうのはあります。でも最悪はやるしかない。同じところを目指しているから、そこはしょうがないですよね」
朝倉海もUFC移籍を希望しており、しかも行くならフライ級転向を示唆しています。今年のUFCフライ級は複数の日本人がランカー入りするかもしれません。続きを読む・・・