ウィルソンは昨年7月に直前欠場した選手の代役としてUFCデビュー。ローカル戦績も良くなく、年齢も若くないため、直前出場でなければUFCとの契約は難しかった。バックボーンは空手・柔術・レスリング。デビュー戦はジョアンダーソン・ブリートにスタンドで圧を掛けられ、打撃をもらい顔を背けてしまった。テイクダウンされた後足関狙いから膝十字を取りかける場面もあったのもの、起き上がってきたブリートのパウンドでKO負け。初戦を見る限り、UFCレベルかは微妙。34歳。
ブラジルのシウバは昨年9月のコンテンダーシリーズで勝利しUFCと契約してこれが初戦。コンテンダーシリーズでは後半打撃で上回っての判定勝ち。MMA11勝2敗で、11勝中8KO・2一本勝ちの27歳。
ゆっくり歩いて入場するシウバ。入場の儀式もたっぷり時間をかける。ケージへの階段もゆっくりと上っていく。
リーチに勝るウィルソン。飛び込んだところにシウバの左フックがヒットし、一瞬手をつくウィルソン。シウバプレスしてきた。ケージを背負ったところでパンチを打ち込む。組んで倒れ込んだ。サイドを取っているシウバだが、ウィルソンがすぐ立ち上がりスタンドへ。また出ていくシウバ。またウィルソンの入り際に左フックを合わせる。シウバが出て右をヒットさせウィルソンダウン!立ったがふらついている。シウバがパンチを打ち込んでいく。ウィルソンまた右をもらった。タックル。テイクダウンしたウィルソンだが、押さえ込むだけの力が入らず立たれた。またタックル。切られた。ケージを背にしたウィルソン。右をもらい動きが止まる。パンチを全部もらっているし、もう止めてもいいが、ダウンしてないので止めないレフェリー。またパンチを貰った。頭を下げたところにアッパーが入り、ようやくレフェリーストップ。
圧勝でUFCデビューを飾ったシウバ。破壊力のあるパンチで、いいところだけが出た。