マクギーは昨年4月の代役UFCデビューで2Rチョークでの一本勝ち。それまでは6勝すべてがKOでの勝利で、初の一本勝ちだった。8月に組まれた2戦目はレスラーのJ.P.ベイズとの対戦で、1Rに右のカウンター一発でダウンを奪ってKO勝ちして全フィニッシュ勝利を継続。MMAを始める前はスケートボーダーだった。プロデビューは2020年、30歳と遅かったが、代役とはいえ3年でUFCデビューを決めている。UFC2勝0敗の33歳。
カナダのポラニョスのバックボーンはムエタイ。Lion Fightでタイトルを獲得すると、BellatorでMMAデビューするとともに、Bellatorキックボクシングにも出場した。2022年4月の試合を最後にBellatorを離れると、ちょうど1年後の昨年4月にUFCデビュー。UFC0勝3敗のアロン・フィリップス相手にテイクダウンされ下になるとなかなかリカバリーできなかったが、終盤はスタミナ切れしたフィリップスのタックルを切る展開で判定勝ち。UFC1勝0敗の31歳。
回転蹴りを見せるマクギー。元ムエタイ王者のボラニョス相手に打撃で勝負していく。飛び込んでワンツー。また飛び込んでワンツー。更に飛び込むが今度はタックル。ダブルレッグで倒した。しかしボラニョス寝かされずに立ち上がる。ケージ際でクラッチしてなおもテイクダウンを狙うマクギー。クラッチが切れて離れるボラニョス。パンチで出たボラニョスにワンツーをヒットさせたマクギー。間合いを詰めていく。ワンツーがヒット。ケージを背負うボラニョス。左右のパンチを打ち込むマクギー。顔面にヒット。出てきたボラニョスを四つから投げてテイクダウン。上からパウンドを落とすマクギー。足ではバンでボラニョスだが、立ち際にパンチを貰い足元が崩れる。組んでバックを取ったマクギー。ボラニョスにアッパーを入れる。立ったボラニョス。ケージを背負ったボラニョスにパンチを打ち込むが、ボラニョスも打ち返す。ホーン。
1Rマクギー。テイクダウンしてから打撃も入るようになってきた。
2R。パンチの打ち合い。お互いボディを打ち込む。ボラニョス出てきた。しかし右フックがヒットしボラニョスダウン！追い打ちに行かず立たせるマクギー。立ったボラニョスにパンチを打ち込む。ダメージが残っているボラニョス。ワンツー。もらっているボラニョス。バックスピンキックからの左フックでぐらついたボラニョス。ケージを背負ってダウンは防いだボラニョスだったが、ダメージが大きいと見てレフェリー止めた。
組みも混ぜての打撃でムエタイ王者をKOしたマクギー。連続フィニッシュ勝利を継続してUFC3連勝。
