豚組@西麻布

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豚組1
とんかつの名店が本気で作ったカツカレーはどれだけ美味しいのか。そんな疑問と夢を胸に西麻布にある豚組に行ってきました。豚組は豚肉だけでなく揚げ油やパン粉に至るまで食材をこだわり抜いた名店。松阪ポークや沖縄の三元豚、ハンガリー共和国の「食べられる国宝」と言われるマンガリッツァ豚など、その時々で最高の銘柄豚を仕入れる力の入れ様です。

お店は西麻布の大通りから一本入った路地裏。閑静な住宅といかにも老舗なお店が混在する一角に一軒家を構えています。高級感が漂う店構えに思わず後ずさりしそうになりましたが美味しいかつカリーのため。勇気を出して飛び込みました。店内も古民家風になっていて「できる」感が満載です。
 
そんなお店が手掛るのがかつカリー。絶対に美味くないわけがない。しかもランチタイム限定というから幻想は広がるばかり。周りのお客さんがとんかつばかり注文する姿に後ろ髪を引かれつつも初志貫徹でかつカリーを注文しました。
豚組2
登場したかつカリー。勝手に蕎麦屋のカレーのような和風を想像していましたが全く違う。サラサラのルーはスパイスが効いた超本格派。インドかスリランカか。舌にピリッとした刺激が加わる程よい辛さは暑くなってきた今の季節にピッタリ。気が付いたら額にじんわりと汗をかく感覚が心地よい。

薄めにスライスされたとんかつは豚肉の旨味が凝縮。噛めば噛むほど肉の甘さと脂が溢れ出します。もちろんカレーと一緒に食べるべきなんでしょうけど、完全にカレーの口になる前にとんかつを楽しもう。塩とソースでとんかつを堪能。その後でカレーと一緒に食べるのが一番ぜいたくな食べ方ですね。大満足です。

でもこうなってくるととんかつ単体で食べてみたくなってくる。しかも希少部位を!そこそこお値段は張りますが束の間のぜいたく、自分へのご褒美にうってつけでしょう。次はディナータイムに行ってみよう。
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