ウェルター級。
カナダのレイネスは無敗でコンテンダーシリーズに出場してUFCと契約。パンチが武器で、9勝中6KO。UFC初戦はダウンを奪ったものの失速し、2RパウンドアウトされMMA初黒星。2戦目は勝ったが僅差の内容で攻めずに距離を取り、単発の打撃を入れるだけの消極的な内容でスプリット判定勝ち。前戦は同じカナダのマイク・マロットに組みつかれてテイクダウンを奪われると、肩固めでタップアウト負けを喫した。UFC1勝2敗の31歳。
イギリスのパターソンは昨年3月の地元大会でUFCデビュー。同じUFCデビュー戦のヤナル・アシュモズ相手に蹴りをキャッチされパンチを打ち込まれ倒されると、マウントからのパウンドラッシュで秒殺KO負け。今回はそれ以来となるUFC2戦目で、階級をウェルターに上げての試合となる。191cmの長身で、リーチは198cmもある。10勝中4KO・5一本勝ち。27歳。
距離を取りジャブを入れるパターソン。レイネス間合いに入れず見合いに。飛び込もうとしたところでジャブをもらった。レイネス飛び込んで右。また飛び込むと組む。しかしがぶったパターソン。ハーフバックに着いてチョークへ。マタレオン。がっちり入りタップアウト。
ハーフバックからチョークをあっさり取られたレイネス。もうちょっと早めにポジションを変えるなど、なんとかならなかったか。
パターソンはレイネスの対処の拙さにも助けられてではあったが、UFC初勝利。