UFC297:第7試合・ブラッド・カトーナ vs. ギャレット・アームフィールド

バンタム級

地元カナダのカトーナは、昨年行われたTUF(UFC再契約を目指すベテランチーム vs. プロスペクトチーム)のバンタム級で優勝し、UFC史上初・2度目のTUF制覇を果たした(そもそもが新人発掘の番組であり、王者で再度挑戦するという例が少ないが)。前回のTUFは無敗が集うTUFで優勝して無敗をキープした(なお、TUFは非公式戦のため、負けた選手も公式戦では無敗のままだったが)。しかしTUF後は1勝した後2連敗で、TUFウィナーにしてはかなり見切りの早いリリース。負けた相手には現1位のメラブ・ドバリシビリがいる。また、TUFでは現フェザー級10位のブライス・ミッチェルからも一本勝ちしている。フィーダーショーのBrave CFでバンタム級王座を獲得し、再チャンスを掴んだ。左のパンチが武器。SBGアイルランド所属でありながら、TUFではチーム・チャンドラーに所属していたため、チームメイトから孤立することが多く、最終的にはチーム・マクレガーに移籍している。UFC3勝2敗の32歳。

アームフィールドはUFC1勝1敗。試合2日前の緊急オファーで階級上のフェザー級のダビッド・オナマと対戦するが一本負け。体調不良での欠場などで1年以上のブランクとなった2戦目は、Road To UFC準優勝でUFCと契約した風間と対戦。タックルを切ってパンチを打ち込む展開で1RKO勝ちし、本来の階級で準備期間を経ての初戦を勝利で飾った。UFC1勝1敗の27歳。

ジャブを入れていくアームフィールド。左ハイ。飛び込んでワンツー。カトーナも右を打ち込んだ。しかし打撃のヒットではアームフィールド。カトーナまだ自分の間合いに入れないか。カトーナのローがローブローになりタイムストップ。再開。アームフィールドワンツー。カトーナも出てパンチを出しているがヒットしていない。ジャブからワンツーをヒットさせるアームフィールド。飛び込んだカトーナが組み付いたが、引き剥がされた。また組み付いたカトーナ。ボディロックするとスタンドバックに。足をかけて倒そうとするが、アームフィールド正対。なおもテイクダウンを狙うカトーナ。押し込みながら膝を入れる。ホーン。

1Rややアームフィールド。

2R。アームフィールドの右がヒット。カトーナも打撃を出すが間合いが合っていないのか空振り。アームフィールドのパンチが入る。ボディ。またパンチを入れるアームフィールド。カトーナタックル。受け止めたアームフィールド。離れる。カトーナが出ると距離を取るアームフィールド。飛び込んできたカトーナに右フックを入れる。カトーナヒットは少ないが手数を増やしてきた。残り30秒でダブルレッグ。両足を束ねて尻餅をつかせた。アームフィールド背中を向けて立つ。スタンドバックで背中からパンチ・膝を入れるカトーナ。ホーン。

2Rもアームフィールドか。しかしライブオッズではカトーナがフェイバリット。

3R。パンチから組んだカトーナ。四つでクラッチして大内テイクダウン。アームフィールドのガードだが、アームフィールド後転して立った。カトーナスタンドバック。正対しようとするところでまたテイクダウンを狙うカトーナ。なおもテイクダウンを狙うが、アームリールドブラウン肘で抵抗。ダブルレッグでクラッチしたカトーナだが、アームフィールドは腕を差し込んで凌いだ。離れる。アームフィールドパンチで出る。カトーナも打ち返す。両者疲れが見える。カトーナタックル。タイミング良く入ってテイクダウン成功。すぐにガードを取るアームフィールド。パスを狙うとアームフィールド背中を向けて立ち上がり引きはがす。そこにまたタックルに入るカトーナ。シングルレッグを狙いながらパンチを入れる。離れた。残り20秒。パンチで出るアームフィールド。逆にタックル。切ったカトーナ。タイムアップ。

この試合も大きな差がないまま判定に。

三者29-28でアームフィールド勝利。

リーチに勝るアームフィールドが自分の間合いで打撃を入れ続け、テイクダウンを奪われてもすぐに立ち上がり攻めさせなかった。

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