UFC297:第6試合・シャルル・ジョーデイン vs. ショーン・ウッドソン

フェザー級

地元カナダのジョーデイン。UFC6勝5敗1分けと中堅クラスの戦績だが、6勝にはチェ・ドゥホとクロン・グレイシーというビッグネーム相手の勝利が含まれている。ただ、両方とも相手側の現在の実力に問題があっての勝利ではあったが。前戦はフェザー級3勝2敗のリカルド・ラモスからタックルにギロチンを合わせての1R一本勝ち。15勝中8KO・5一本勝ちとフィニッシュ率が高い。UFC6勝5敗1分けの28歳。

ウッドソンはフェザー級で198cmの規格外のリーチを持ち、懐の深さを活かした打撃・組みが武器。前戦は直前で代役UFCデビューを決めたデニス・ブズカ相手に、距離を取っての打撃・間合いを詰められるとテイクダウンで攻め判定勝ち。バックボーンはボクシング。UFC4勝1敗1分け31歳。

リーチが長いウッドソンの間合いに入れないジョーデイン。遠い間合いからパンチを入れるウッドソン。ジョーデインカーフキック。ワンツー。飛び込んだジョーデインがワンツーをヒット。しかしまたウッドソンが自分の距離でジャブを打ち込む。ウッドソンがケージを背負ったところでパンチで飛び込むジョーデイン。残り1分。ウッドソンのワンツーがヒット。今度はボディにワンツー。詰めたジョーデインにテンカオ。しかしその足をキャッチしたジョーデイン。ウッドソン片足でこらえた。ホーン。

1Rウッドソン。

2R。ウッドソンがまた自分の間合いでジャブを入れていく。ジョーデインパンチで飛び込んだが距離を取られる。ウッドソン左ミドル。飛び込もうとするジョーデインにパンチを合わせた。またテンカオ。ジョーデインキャッチしてシングルレッグ。ケージでこらえたウッドソン。倒せず離れたジョーデイン。逆にウッドソンがテイクダウンを狙ったが切られた。残り1分。ケージに押し込むジョーデイン。が、入れ換えて離れるウッドソン。出ていかないウッドソン。ホーン。

2Rは僅差だがウッドソンか。

3R。距離を止めて組んだジョーデインだが、入れ変えたウッドソンがスタンドバックに。正対して引き剥がしたジョーデイン。詰めてケージを背負わせたところでタックルに。が、差し替えして切ったウッドソン。ジョーデイン圧を強めている。ジョーデインがパンチで出ると距離を取る。手数ではジョーデインが上回ってきた。ウッドソン距離を取って被弾は防いでいるが、後半ちょっとディフェンシブに。ジョーデインシングルレッグへ。ケージでこらえたウッドソン。離れた。残り10秒でウッドソン飛び膝からタックルへ。ジョーデインギロチンで引き込んだ。逆転を狙って絞めるが外れた。パウンドを落とすウッドソン。タイムアップ。

この試合も際どい。

29-28ジョーデイン、29-28ウッドソン、29-28ジョーデイン。スプリットでウッドソンが勝利。

なぜかジョーデインが勝ったと思ってアピールしていたが、コールはウッドソン。ショーンがシャルルに聞こえた?観客もそう思ったのか、実際の勝者がウッドソンと判明して騒然とする。

勝ったウッドソンだが、後半ちょっと手数が減って、判定がどちらに入るかわからなかった。際どい勝利。

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