UFC297:第5試合・セルヒー・シーディー vs. ラモン・タバレス

バンタム級だったが、タバレスが3.75ポンドオーバーし、キャッチウェイトに。

UFCデビュー戦対決。両者は昨年9月のコンテンダーシリーズで対戦しており、本戦でもリマッチとなる。なお、前戦でもタバレスが体重オーバーしていた。

シーディーは昨年9月のコンテンダーシリーズで1RKO勝ちしてUFCと契約。キャリア10勝1敗で、6KO・2一本勝ち。これまでのキャリアはすべて地元カナダのローカルイベントでのもの。元UFCのワレル・ワトソンに勝っているが、ワトソンのUFC後の戦績は6勝8敗と負け越しており、ワトソン以外にキャリア10戦以上の相手とはまだ対戦していない。プロMMAファイターになるまではスノボのインストラクターをしていた。27歳。

コンテンダーシリーズでは、タバレスが打撃で優勢に際を進めていたが、シーディーが右一発でフラッシュ気味にダウンを奪うと、追い打ちのパウンドに入ったところでレフェリーがストップ。しかしタバレスは早いストップに不満げな様子で、タバレスには翌月のコンテンダーシリーズ最終週最終マッチで2度目のチャンスを与えられることになった。2戦目は前回以上にアグレッシブにパンチで攻め、29秒間に3度のダウンを奪っての勝利。お互いUFCデビュー戦での決着戦が組まれたが、そこでも体重オーバーしてしまった。30歳。

プレスしていくシーディー。DWCSの時とは違い慎重な両者。シーディータックル。受け止めたタバレス。離れる。シーディーが詰めていく。ワンツーがヒット。右ハイ。前蹴り。また右ハイ。さらにパンチで出る。タバレスは間合いに入れない。詰めたシーディーにタバレスの左ボディがヒット。一瞬崩れたシーディーだがすぐに立った。また左ボディを入れるタバレス。シーディーが詰めてケージを背負わせた。右ミドルから右ストレート。左をヒットさせたタバレス。もう一発左をヒット。残り1分。タックルを狙ったシーディーだがかわしたタバレス。残りわずかで距離を詰めたタバレスのワンツーがヒット。一瞬膝が落ちかけたシーディー。ホーン。

1Rぐらつかせたダメージでタバレス

2R。シーディータックル。切られた。タバレスケージに追い込んでパンチを打ち込む。タバレスのパンチでシーディーダウン!すぐに立つが効いている。またタックルを切られたシーディー。しかしシーディーがパンチで出る。ケージに詰めた。ダメージはあるが打撃勝負しているシーディー。距離を取るタバレスを追いかけて左ハイ。さらに右をヒットさせた。手数が多いシーディーだが、タバレス頭を振ってかわしている。しかしシーディーのパンチもヒットし始めてきた。残り1分。ケージを背負わせ続けるシーディー。組んでアッパーから膝。休まないシーディー。ホーン。

後半盛り返したシーディーのラウンドか。

3R。シーディーこのラウンドも攻めていく。ケージを背負ったタバレスだがワンツーをヒットし下がらせた。左ミドル。さらにワンツー。ヒット。また出たシーディー。ケージを背負うタバレスに膝。右。右ミドル。タバレスもパンチを返す。飛び膝を入れたシーディー。残り1分。シーディーワンツーから左ハイ。タバレス手が出なくなっている。残り10秒で出たタバレス。パンチを打ち込むが空振り。タイムアップ。

2Rがどう判断されるか。

29-28シーディー、29-28タバレス、29-28タバレス。スプリットでタバレス勝利。

2Rは与えたダメージでタバレスに入れたジャッジが多かったか。

タイトルとURLをコピーしました