ミドル級。
UFC2戦目でメインカード抜擢のキズリエフ。2020年のコンテンダーシリーズで勝ってUFCと契約したものの、試合キャンセルが続いてデビューは1年半後の2022年。同じロシア人で同じくUFCデビューのデニス・トゥルーリン相手に2Rにテイクダウンからバックを奪いチョークで一本勝ち。そこからまた2年近いブランク明けでの試合となる。ミドル級では2番目に小さい175cmで、ローカル時代はウェルター級だったが、ミドルに上げてからも腹回りは緩めだった。今回はさすがに絞れてきているが。キャリア14戦全勝で、5KO・4一本勝ちの33歳。
メイウェザーのマネー・チームにマネジメントされているムラドフ。メイウェザーは史上最高のMMAのファイターと評しているが、UFC3連勝の後は2連敗。マーシャートには組みを警戒するあまりパンチを被弾し、効いたところでテイクダウンを奪われチョークで一本負け。続くボハーリョ戦でもテイクダウンされると簡単にポジションを取られての判定負けと、グラウンドの穴を露呈した。前戦はウェルター級から階級を上げてきた激闘王バーバリーナ相手に、逆にテイクダウン勝負する展開で、13度もテイクダウンを奪って完封勝利。188cmの長身。UFC4勝2敗の33歳。
キズリエフがパンチで出る。が、直後にキズリエフの右手の指がアイポークとなりタイムストップ。
指がもろにムラドフの左目を直撃しており、続行不能で試合終了。
キズリエフ、2年ぶりの試合は開始直後のアイポークでノーコンテストに。