UFC on ESPN+94:第10試合・マイケル・ジョンソン vs. ダリウス・フラワーズ

ライト級。

2010年のTUF12決勝でUFCデビューしたMJことジョンソン。ライト級でダスティン・ポイエーにKO勝利し一時はトップランカーだったが、ハビブとゲイジーに敗れフェザーに落とした頃から下り坂に。フェザー級では力を出しきれず、翌年ライトに戻したが、それ以降の成績は2勝5敗で、ランキングに戻ることはできず。このところフェザーに落として細くなりすぎた身体が戻りつつあるが、前戦はディエゴ・フェレイラ相手に1R打撃で優勢に攻めたものの、2Rに入りパンチ一発で意識を飛ばされてのKO負け。UFC13勝15敗の37歳。

フラワーズは22年8月のコンテンダーシリーズで勝利しUFCと契約。UFCデビュー戦は代役でランキング間際のジェイク・マシューズとの対戦となり、序盤こそスタンドでプレッシャーを掛けて行ったが、それを止められてからは一方的な展開となり、2Rにタックルを切られて下になったところでチョークで一本負け。階級をライトに落とした今回もまたベテランとの対戦となったが、オッズはほぼ五分。29歳。

軽快に打撃を入れていくジョンソン。ワンツー。ボディストレート。フラワーズ出られない。シングルレッグを見せたジョンソンだが足をつかめず。フラワーズ前蹴りを腹に入れる。ちょっと嫌がったジョンソン。詰めるジョンソンに右を打ち込んだフラワーズ。また腹に前蹴り。ジョンソンもボディブローを入れる。残り1分。ワンツーを入れたジョンソン。先に手を出していく。またワンツーがヒット。残り10秒を切ってからジョンソンがダブルレッグで飛び込みテイクダウン。ホーン。

1Rジョンソン。

2R。フラワーズ出てきた。先にボディを入れるジョンソン。ワンツー。手数が増えてきた。ボディをさかんに打ち込む。右が顔面にヒットしぐらついたフラワーズ。シングルレッグから組み付こうとしたジョンソンだが離れる。フラワーズの右をもらったジョンソンは後退。アッパーを入れるフラワーズ。ジョンソンジャブで止めてまた出ていく。ジョンソンのパンチをかいくぐってフラワーズがタックルへ。ケージに押し込むがジョンソン入れ替えた。しかしフラワーズの膝がローブローになりタイムストップ。再開。ジョンソンタックルからテイクダウン成功。クローズドガードのフラワーズに肘を落とすジョンソン。下から蹴って離して立ったフラワーズ。しかしジョンソンすぐにタックルへ。ダブルレッグでテイクダウン。パスしてサイドに出た。脇腹に膝。ノースサウスチョークを狙ったがホーン。

2Rジョンソン。フラワーズは疲れが見える。

3R。前に出ていくジョンソン。飛び込んでパンチを打ち込むとダウン気味に倒れたフラワーズ。サイドを取ったジョンソン。フラワーズハーフに戻すが固められている。ハーフからキムラを狙ったが放した。フラワーズ下で動きがない。肘を入れるジョンソン。サイドに出た。フラワーズ動けない。ガードに戻した。フラワーズガードから三角を狙ったが、立ち上がって首を抜いたジョンソン。またハーフで押さえ込む。下から蹴って立ったフラワーズ。飛び膝。ジョンソンタックル。来られると膝を着いて動きが止まるジョンソン。フラワーズがパウンドを入れるとまたタックルへ。シングルレッグのジョンソンにフラワーズが腕十字を狙うが、腕を取らせず防いだジョンソン。パンチを入れるフラワーズだがタイムアップ。

三者フルマークでジョンソン勝利。相手がUFC0勝1敗のフラワーズなのでさすがに負けられない。終盤ちょっと危なかったが。

フラワーズはライトに落としての初戦だったが、階級が合っていなかったのか、後半失速した。

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