UFC on ESPN+94:第8試合・トレヴィン・ジャイルズ vs. カルロス・プラチス

ウェルター級。

ジャイルズはUFC7年目のベテラン。2連勝→2連敗→3連勝→2連敗→2連勝から前戦はボンフィム兄弟の強い方の弟・ガブリエルにテイクダウンされ、立ち際のギロチンで一本負け。素早いジャブが武器。UFC7勝5敗、ウェルターに落としてからは2勝2敗の31歳。

プラチスはUFCデビュー戦。昨年8月にコンテンダーシリーズで勝利してUFCとの契約を決めた。コロナ前にはONE Warriorシリーズにも出場しており2勝1敗(敗れた相手は後に元ウェルター級王者のゼバスチャン・カゼスタムにも勝利したガジムラド・アブドゥラエフ)。198cmの長いリーチを持ち、17勝のうち12のKO勝ちがある。30歳。

オッズは中堅のジャイルズ相手にデビュー戦のプラチスが優勢。

牽制の蹴り合い。前足でリズムを取り前蹴りを入れるプラチス。左ミドル。ジャイルズ飛び込んでワンツー。なかなか間合いに入れないジャイルズ。プラチスも牽制程度の蹴りにとどまる。ジャイルズ飛び込んでパンチ3連打。さらにワンツーから右を入れるジャイルズ。また3連打。残り1分。ジャブを出したジャイルズにテンカオを返すプラチス。さらに飛び膝を放ったが空振り。ホーン。

1R手数でジャイルズ。

2R。ジャイルズの飛び込んでのワンツーがヒット。プラチスは左ミドルを返す。プラチスの膝にタックルを合わせたジャイルズだがプラチス切った。プラチスのパンチにジャイルズ組んでケージに押し込む。テイクダウン狙い。倒せず離れた。プラチスの膝に合わせてまた組み付いてケージに押し込むジャイルズ。これも切って離れるプラチス。ジャイルズがパンチの連打をヒット。プラチスの膝とジャイルズの左が相打ちになるが、直後にプラチスの左ストレートがビッグヒット!ジャイルズ仰向けに倒れ失神KO!

なかなか思うような攻撃が出なかったプラチスだが、最後に左が炸裂し一発KO。これでローカルから通算して7連続KO勝利。デビュー戦でいきなり中堅のジャイルズを下した。

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