ライトヘビー級。
クラースはレスリングバックボーン。テイクダウンからの押さえ込みが武器で、UFCの8勝中7勝が判定勝ち。一方で終盤失速しがちで、8敗のうち3敗がKO、4敗が一本負け。33歳。
極真バックボーンのプラフニオ。ONEで4連勝後、UFCと契約したが、UFCではデビューから3連続1RKO負け。蹴りが強いが、顔面へのパンチのディフェンスに難があった。その後3勝2敗と持ち直しつつあるものの、前戦では繰り返しテイクダウンを奪われ、3Rに肩固めで一本負け。35歳。
スイッチを繰り返すプラフニオ。ミドルを入れたクラースに左を返す。プラフニオ左ハイ。カーフ。飛び込んだクラークに左フックをあわせる。クラークタックル。切って膝を入れて離れたプラフニオ。カーフ。クラークまた組んでいく。ケージに押し込むが入れ替えて離れるプラフニオ。左ミドル。また左ミドル。ちょっとボディを嫌がっているクラーク。残り1分。インローから左ミドルを入れるプラフニオ。ホーン。
1Rはヒット数でプラフニオ。
2R。蹴りを入れていくプラフニオ。カーフキック。もらって動きが止まるクラーク。インロー、関節蹴りと蹴りを見せていくプラフニオ。クラークのタックルは受け止められる。パンチが入り一瞬ぐらついたクラーク。飛び込んだプラフニオはボディに膝を入れ離れた。プラフニオが蹴りを入れる展開。前蹴りやカーフも効いてきた。クラークなすすべがないまま残りわずかで、クラークのハイからバックブローがヒットしプラフニオぐらついた。ホーン。
2R最後にヒットしたクラークだが、やはりヒット数でプラフニオ。
3R。プラフニオのハイでぐらついたクラーク。クラークの飛び膝に組み付いたプラフニオ。テイクダウンしバックに回ったが立たせた。組んできたクラークをケージに押し込むとボディに膝連打。クラーク打たれて動きがない。離れたプラフニオ。しかしプラフニオも疲れが見える。クラーク詰めてパンチを入れる。プラフニオ急激に失速。逆転を狙って手を出していくクラーク。残り1分。攻めるクラーク。プラフニオクリンチでお仕込み時間を使う。ギロチンを狙ったクラークだがプラフニオ振りほどき離れた。追いかけるクラークだがタイムアップ。
30-27×3でプラフニオ勝利。
最後の失速はいただけなかったが、終始蹴りを打ち続けてプラフニオ勝利。
クラークはタックルを切られて序盤から手詰まりに。最後にガス欠したプラフニオも仕留めることができなかった。