UFC298:第4試合・ジャン・ミンヤン vs. ブレンドソン・ヒベイロ

ライトヘビー級。

中国のミンヤンは一昨年のRoad To UFCシーズン1の一番最初に行われたワンマッチで勝利し、一発でUFCとの契約を果たしたが、昨年2月に組まれた試合を欠場。さらに、12月に予定されていた地元中国でのイベントはイベントごと中止となり、開催地がAPEXに変更となるも、ミンヤンはビザの都合で出場できず。結局、UFCとの契約を決めてから1年8ヶ月でようやくデビュー戦を迎える。Road To UFCの試合では、ボクシングでガンガン攻めていき、右一発で相手の意識を飛ばしてKO勝ち。しかしアグレッシブな反面、ディフェンスには不安もあり、UFCでどれだけ戦えるかは未知数の部分が多い。16勝6敗の25歳。

ブラジルのヒベイロもUFCデビュー戦。昨年9月のコンテンダーシリーズで1RKO勝ちし、UFCとの契約を決めた。コンテンダーシリーズでの試合では、ミンヤン同様スタンドでプレッシャーを掛けてパンチを打ち込んでくる相手に対し、押され気味の展開だったが、こちらも右でダウンを奪ってのパウンドでKO勝ち。キャリア15勝で9KO・6一本勝ちと全フィニッシュ勝利している27歳。

詰めてローを蹴るミンヤン。ミドルがヒット。ステップしながらジャブを入れたヒベイロ。ヒット。ワンツーもヒット。しかしミンヤン詰めていく。ワンツーをもらった。それでも出たミンヤン。パンチを振る。両者のパンチが交錯。ヒベイロワンツー。ミンヤン左目を気にしている。しかしミンヤンのパンチの3連打がヒットしヒベイロ真後ろにダウン!鉄槌連打を入れるがディフェンスできていないヒベイロ。KO!

Road to UFCの時と同じくワンチャンスでKOしたミンヤン。今回もまた、パンチのディフェンスは危なっかしく、穴の多さが気になる勝利ではあったが。

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