PFL vs. Bellator:オッズ/展望

▼アマチュア フライ級 3分3R
マリク・バサヘル -
ヴィニシウス・ペレイラ -

記念すべき第1試合はアマチュアの試合。そのためオッズなし。バサヘルが地元サウジアラビアの選手のために組まれたのだろう。ジモMMA

フェザー級 5分3R
アニダラ・アルカタニ 1.07
エドコンダラ・ラオ 9.50

この試合もアルカタニがサウジアラビアのジモMMAだが、アルカタニは昨年ワンマッチでPFLに2度出場(2勝)している。相手のラオはインド人で、MMA4勝1敗だが、オッズ差がえげつないことになっている。

▼ライト級 5分3R
クラレッサ・シールズ 1.20
ケルセイ・デサンティス 4.80

シールズはボクシングで世界4団体2階級制覇を達成しているトップボクサーで、2021年6月にPFLでMMAデビューし勝利。同じ年の10月に2戦目を行ったが、MMA2勝0敗のアビィ・モンテスにスプリット判定負け。28歳と若いものの、女子ライト級では今後相手がいなくなりそう。相手のデサンティスはMMA1勝2敗。戦績的には釣り合っているが咬ませ犬だろう。

▼ライト級 5分3R
ビアッジョ・アリ・ウォルシュ 1.08
エマニュエル・パラシオ 8.50

モハメド・アリの孫ウォルシュは、PFLではここまでアマチュアで5試合組まれて全試合KO勝ち。とはいえアマチュアの試合なので相手も当然アマチュア。今回がプロデビュー戦となる。アリの孫という著名人の親類で、モデルもやるイケメンという、PFL版・カズJrのような存在。相手は1勝0敗で、やはり戦績的には釣り合っているが咬ませ犬だろう。

フェザー級 5分3R
ヘンリー・コラレス 3.75
アーロン・ピコ 1.25

当初はピコと昨年のPFL準優勝・ガブリエル・ブラガのPFL vs. Bellator対抗戦開幕試合だったが、ヘスス・ピネド欠場によりブラガがパトリシオ・ピットブルと対戦することになり、ピコの相手は同じBellatorのコラレスに。両者は5年前に対戦しており、デビュー戦で敗れてから4連続1RKO勝ちしていたピコを、コラレスがアッパーでダウンした後の逆襲の右フックで逆転KO勝ちしており、ピコにとってはリベンジマッチとなる。コラレスはピコ戦の勝利でBellatorフェザー級GPに出場したが初戦敗退。ピコ戦後は4勝4敗となっている。

▼ライト級 5分3R
クレイ・コラード 3.45
AJ・マッキー 1.33

Bellatorフェザー級GPで優勝したマッキーは、パトリシオとのダイレクトリマッチで判定負けでMMA初黒星を喫すると、以降はライト級に上げている。ライト級での3戦はすべて判定での勝ちで、フェザー級時代のインパクトが残せていない。昨年、ライト級GPに出場予定だったが、Bellator日本大会で予定されていた一回戦の直前で欠場している。

コラードは10年前にUFCに参戦していたが1勝3敗でリリースされている。UFCデビュー戦の相手はマックス・ホロウェイ。その後、ボクシングをやりつつMMAにも出場し、2021年にPFL初参戦。そこで、元UFC王者アンソニー・ペティスから判定勝ちするビッグアップセットを起こしている。翌年のPFLでも、UFCからの移籍初戦となるジェレミー・スティーブンスに判定勝ちしたが、リーグ戦は勝ち上がれず。昨年は初戦で西川大和に判定勝ちし、トーナメント決勝まで勝ち上がったが、前年の優勝者オリヴィエ・オウビン・メルシェに判定負けした。

Bellatorライト級王者ウスマン・ヌルマゴメドフは現在出場停止中、PFLウィナーのメルシェは試合後に引退したため、この試合がPFL vs. Bellatorのライト級対抗戦となっている。

▼ライトヘビー級 5分3R
アゴ・サントス 1.83
ヨエル・ロメロ 2.00

UFCジョン・ジョーンズのタイトルにも挑戦したことのあるチアゴ・マヘタ・サントス。しかしJJに敗れた後は1勝4敗と落ち目になり、UFCからFAになって、昨年PFLに参戦した。初戦で判定負けしたが、相手の禁止薬物検出によりノーコンテストになると、2戦目は負傷欠場していて、PFLではまだ1試合しかしていない。

同じく元UFCのロメロはイスラエル・アデサニヤのタイトルに挑戦し、凡戦で判定負けするとリリースされBellatorと契約。Bellatorライトヘビー級GPでのデビュー戦はメディカルチェックに通らず欠場。後に組まれたワンマッチでは元ライトヘビー級王者フィル・デイヴィスに判定負け。その後2連続KOで、昨年6月にワジム・ネムコフのタイトルに挑戦すると、手が出ず一方的な内容ではあったが、最後まで「一発当たれば逆転の可能性もある」と思わせ続けた。

この試合のみ、PFL勢がオッズでフェイバリットとなっている。46歳とはいえ、最近の試合内容を見ればロメロの方が調子が良さそうだが…。

▼ヘビー級 5分3R
ブルーノ・カッペローザ PFL2021ヘビー級級王者 4.80
ワジム・ネムコフ Bellatorライトヘビー級王者 1.20

RIZIN対決。カッペは2018年にRIZINに出場したが、イリー・プロハースカに1RKO負け。2021年にPFLに初参戦すると、優勝して100万ドルを獲得。しかし翌年は決勝トーナメントで負傷欠場、昨年は初戦でKO勝ちした後にドーピングで陽性となり、失格となっている。

ネムコフはBellator10戦無敗。王者として参戦したBellatorライトヘビー級GPでも優勝。しかしライトヘビー級は減量がきつく、この試合を前にヘビー級転向を表明して、王座を返上している。

▼キャッチウェイト 182ポンド契約 5分3R
レイ・クーパー3世 PFL2019&2021ウェルター級王者 4.50
ジェイソン・ジャクソン Bellatorウェルター級級王者 1.22

当初は王者対決の予定だったが、PFLの昨年優勝者・マゴメド・マゴメドケリモフが欠場。代役で2度PFL優勝を果たしているハワイのMMAエリート一族・クーパー3世が出場するが、クーパーは2連覇を果たした後の2022年は体重オーバーの末判定負けして予選リーグ敗退。昨年はリーグ戦に出場せず、年末にワンマッチで元UFCのデレク・ブランソンと階級を上げたミドル級で組まれたが、そこでも体重オーバーの末に判定負けしていている。ブランソン戦は腹肉が余っており、全盛期のコンディションではなかった。

ジャクソンは昨年11月の旧Bellatorファイナルイベントのメインで27戦全勝の王者ヤーソラフ・アモソフに終始打撃で圧し続け、3RにKOしてビッグアップセット勝利しタイトルを獲得。Bellatorではエド・ルースに敗れたのみで8勝1敗。

フェザー級 5分3R
ガブリエル・ブラガ PFL2023フェザー級準優勝 2.20
パトリシオ・ピットブル・フレイレ Bellatorフェザー級王者 1.61

当初の王者対決から、PFLウィナー・ヘスス・ピネドが欠場したために、準優勝したガブリエル・ブラガとの対戦に。ブラガは父もMMAファイターで、パトリシオとは同門であり、ブラガ自身も少年時代からパトリシオと面識がある。その父は、先月リオのファベーラで犯罪組織に殺害されるという非業の死を遂げている。

Bellatorフェザー級王者パトリシオは昨年6月、バンタム級に落として3階級目のタイトルを狙い当時の王者セルジオ・ペティスと対戦したが判定負け。それからわずか一ヶ月半後、RIZINで急遽組まれたライト級での鈴木千裕戦では1RKO負けし連敗。フェザー級の試合は22年大晦日クレベル・コイケ戦以来となる。

▼ミドル級 Champion vs. Champion 5分3R
インパ・カサンガナイ PFL2023ライトヘビー級王者 4.30
ジョニー・エブレン Bellatorミドル級王者 1.24

カサンガナイは2021年までUFCに参戦していたが、その時はウェルター級。前座で2勝2敗となりリリースされている。昨年のPFLでは、初戦でドーピングにより欠場した選手の枠で2戦目から緊急出場して勝ち上がった。決勝では桜庭と対戦したATTヘッドコーチ・マーカス・コナン・シウヴェイラの息子ジョシュ・シルヴェイラにフルマーク判定勝ちして代役からの100万ドル獲得。Bellatorライトヘビー級王者ネムコフがヘビー級に上げ、PFLはミドル級がないため、カサンガナイがミドルに落としミドル級王者のエブレンと対戦する。

エブレンはカサンガナイが決勝で勝ったシルヴェイラと同じATT所属。レスリングがバックボーンで、MMA14戦全勝。

王者対決ではあるが、カサンガナイが実質ウェルター級のため、大差のオッズに。

▼ヘビー級 Champion vs. Champion 5分3R
ヘナン・フェレイラ PFL2023ヘビー級王者 2.02
ライアン・ベイダー Bellatorヘビー級王者 1.82

唯一のちゃんとした同じ階級の王者 vs. 昨年の優勝者対決。

ベイダーはUFCからFAになった後、Bellator移籍初戦でフィル・デイヴィスを破りライトヘビー級王座を獲得。ライトヘビー級王者のままヘビー級GPに出場し、決勝でヒョードルを秒殺KOして王座を獲得。ライトヘビー級王座はネムコフに奪われたが、ヘビー級王座はモルダフスキー、チーク・コンゴヒョードル相手に3度防衛している。

フェレイラはPFL以外のメジャーイベントには出たことがないPFL育ち。2021年のPFLデビュー戦では元UFC王者ファブリシオ・ヴェウドゥムと対戦。三角絞めでタップしたが、レフェリーが見逃し、そのままパウンドを打ち込みKO勝ち(後にノーコンテストに変更)。翌年は決勝トーナメントに進出したものの、準決勝で元RIZINアンテ・デリアに1RKO負け。3度目となる昨年は、初戦判定負けの後、相手がドーピングで引っかかりノーコンテストで救われると、3連続KOで100万ドルを獲得した。

PFLサイドにも実力の底が見えない未知の強豪はいるが、今回はいずれも欠場。対抗戦のオッズはほとんどがBellator勢がフェイバリットとなっている。

第1試合開始は24日26時半(25日午前2時半)。速報します。

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