シウバはベネズエラ出身。父の空手道場で空手を始め、MMAデビューは29歳と遅い。メキシコのLux Fight Leagueでキャリアを積み、ローカル8勝1敗の戦績でコンテンダーシリーズに出場。GLORYでタイトルに挑戦経験のあるキックボクサーを1RでパウンドアウトしてUFCとの契約を果たした。UFCデビューは22年12月で、UFC2勝3敗のT.J.ブラウンに序盤いきなりパンチでダウンを喫したが、柔術黒帯のブラウンに対し、組みでも互角に勝負を挑んでいったものの、3Rにテイクダウンからの肩固めで一本負け。36歳。
タジキスタンのナイモフはUFCデビューから2連勝中。デビュー戦は階級上のライトでの代役出場だったが、2Rにカウンターの右フックでKO勝ち。2戦目は本来のフェザーに戻すと、フェザーで3連勝中だったナサニエル・ウッドに打撃を効かせての判定勝ち。テコンドーがバックボーンで、テコンドーの蹴りとショートのパンチが武器だが、テイクダウンディフェンスにやや難あり。29歳。
じわじわ詰めたナイモフ。バックスピンキックがシウバの顔面をかすめる。その瞬間に左足を痛めたシウバ。殴りに来たナイモフに組み付いたシウバだが、ナイモフ四つからテイクダウン。シウバ足の怪我で戦闘不能となりストップ。
シウバ、ナイモフの蹴りを避けようとバックステップした際に、マットの淵で足をくじいた模様。何も出来ないまま終わってしまった。