ジャルジーニョ・ホーゼンストライク 2.40
シャミル・ガジエフ 1.60
ビトー・ペトリーノ 1.33
タイソン・ペドロ 3.45
アレックス・ペレス 3.70
ムハンマド・モカエフ 1.29
ウマル・ヌルマゴメドフ 1.08
ベクザト・アルマカーン 8.50
マット・シュネル 3.95
スティーブ・エルセグ 1.27
エリク・アンダース 1.21
ジェイミー・ピケット 4.70
ヴィニシウス・オリベイラ 1.83
ベルナルド・ソパイ 2.00
アイマン・ザハビ 6.75
ジャビッド・バシャラート 1.12
クリスチャン・リロイ・ダンカン 1.33
クラウディオ・ヒベイロ 3.45
ルドビト・クライン 1.11
A.J.カニンガム 7.00
アブドゥル・カリーム・アル・セルワディ 1.56
ルイク・ラジャボフ 2.50
もともとサウジアラビアで予定されていたが(会場は先週PFL vs. Bellatorが行われたのと同じキングダムアリーナ)、サウジ側からカードの弱さで拒否され、サウジ大会は6月に延期。当初予定のカードがほぼそのままラスベガスのUFC APEXで行われることになった。たしかに弱いが、APEX開催だと考えればマシな方か。
メインは無敗のダゲスタンファイター・ガジエフがUFC2戦目で早くもメイン&ランカー挑戦。昨年12月のデビュー戦では、UFC4連勝のマルティン・ブダイをパンチで圧倒して2RKO勝利。元はバレーボールプレイヤーで、亡くなったハビブ・ヌルマゴメドフの父に誘われてMMAを始めた。現在はバーレーン王国が出資するジム・KHK MMA所属。
相手の元RIZIN・ホーゼンストライクはUFCデビューから4連続KO勝利していたが、その後は3勝5敗。元王者でランキング5位だったジュニオール・ドス・サントスに勝って以降はランキング下位の相手に勝ったり負けたりで、ランク外瀬戸際まで落ちた。格下の相手にはパンチで積極的に攻められるが、格上相手だと消極的で手が出なくなってしまう。
オッズはガジエフがフェイバリットだが、そこまでの差ではない。思ったほど、ガジエフの実力は信用されていないのか。
ガジエフKO勝ち。
セミのライトヘビー級ノーランカー対決を挟んで、セミ前にはフライ級7位ペレスと8位モカエフの対戦が組まれている。フライ級は王者パントーハが5月のブラジル大会での防衛戦が濃厚とされているが、先週2位モレノに勝った1位ロイバルは、試合後に膝靭帯損傷を報告し、長期欠場が予想されている。3位アルバジはそもそもモレノ戦を負傷欠場。4位はアルバジに敗れて現在連敗中のカラフランス。5位のニコラウは昨年4月にロイバルに敗れ、今年1月の試合では6位マネル・ケイプの体重オーバーで試合が消滅。こう考えると、この試合の勝者が試合後にランクアップすれば、タイトルマッチに出場する可能性もないとは言えない。
ペレスは2020年に当時王者のデイブソン・フィゲイレードのタイトルに挑戦し1R一本負け。前戦ではパントーハに1R一本負けで、3年9ヶ月勝ち星がないのでちょっと厳しいか。それよりUFC5戦全勝・プロアマ無敗のモカエフの方が可能性は高いだろう。
オッズはモカエフがフェイバリット。しかし前回はランキング10位のティム・エリオットに対し、得意のタックルにギロチンを合わせられる展開で苦戦。最初の2Rを落とし、フィニッシュが必要になった3Rに肩固めでタップを奪っての逆転勝ちだった。果たしてペレス相手にタイトル挑戦が期待できる勝利を奪うことが出来るか。
もともとサウジアラビア大会の予定だったからか、第1試合開始はいつもより早く3日の朝3時半から。速報します。