フライ級。シュネル9位、エルセグ12位。
シュネルはランキングトップ10をキープしているものの、ここ6戦は2勝3敗1NCと上位の壁を破れていない。負けた相手はパントーハ(王者)、ロイバル(1位)、ニコラウ(5位)。空手がバックボーンのストライカーだが、16勝中2KO・9一本勝ちと組み技も強く、スムダルジ戦ではガードからの三角で一本勝ちしている。フライ級ランカー最年長の34歳。
オーストラリアのエルセグはコンテンダーシリーズで勝ってUFCと契約後、デビュー戦がいきなりランカーのダビッド・ドヴォジャークとの対戦だったが、これはドヴォジャークと対戦予定だったシュネルが欠場したため。急遽回ってきたチャンスでドヴォジャークとのスクランブル合戦を制して判定勝ちし、1戦でランキング入り。昨年11月の前戦もシュネル戦が組まれていたが、またもシュネルが欠場し、エルセグはUFC1勝1敗のアレッサンドロ・コスタ相手に接戦となったが判定勝ちで2連勝。バックボーンはレスリング。組み主体だが、打撃も弱くはない。首系サブミッションが得意。28歳。
間合いを詰めるシュネルだが、エルセグのパンチを貰った。組んでいくシュネルを受け止めたエルセグ。離れた。ジャブで牽制するエルセグ。距離が詰まりパンチが交錯。ワンツーを入れたエルセグ。シュネル飛び込んでパンチ3連打。エルセグのワンツーをもらった。シュネルちょっとパンチへの反応が鈍いか。右を貰いぐらついた。しかし間合いが詰まったところでパンチの連打を返したシュネル。エルセグタックル。切ったシュネル。エルセグが右フックを入れてヒット。ワンツー。ホーン。
1Rエルセグ。
2R。シュネルが出てきた。先に手を出す。しかしエルセグの左フックがヒットし意識が飛んでダウン!KO!
エルセグはUFC初フィニッシュでデビューから3連勝。試合後にはブランドン・モレノとの対戦をアピール。
打たれ弱くなっているシュネル。年齢的にもダメージが蓄積してきているか。