UFC299:第6試合・ペドロ・ムニョス vs. カイラー・フィリップス

バンタム級。ムニョス13位。

ムニョスはランキング4位まで上がったが、直近8戦で2勝しかできず、とうとうランキングも13位まで落ちた。空手・柔術がバックボーン。昨年8月の前戦は、ヘンリー・セフードの代役としてマルロン・ヴェラと対戦。接戦で、メディアのジャッジはムニョスの支持が多い内容での判定負け。勝者は今回のメインでタイトルに挑戦するのに対し、ムニョスは今回ランク外の挑戦を受ける立場に。37歳。

フィリップスはメインカードで4位ピョートル・ヤンに挑戦するソン・ヤドンには3年前にテイクダウンから攻めて勝利しているが、次戦でハウリアン・パイバにダウンを奪われ判定負け。その後負傷や禁止薬物での出場停止があり、ここまでUFC5勝1敗ながら、いまだにランク外。レスリング・柔道・柔術がバックボーンのグラップラー。28歳。

ジャブを入れるフィリップス。ヒザ。キャッチしてテイクダウンを狙ったムニョスだが倒せず。フィリップスバックスピンキックを見せる。ステップインしてジャブ。遠い間合いからステップしながら蹴りを入れるフィリップス。ジャブ。ワンツーからミドルを出したが、ムニョスキャッチしてテイクダウン。足で阻んで立ったフィリップス。スタンド。詰めるムニョスに、ステップしながら打撃を入れるフィリップス。ローからハイ。ムニョスのタックルを切ったフィリップス。バックに回ろうとする。立ったムニョスだが、フィリップスすぐに打撃を入れていく。フィリップスがパンチとヒザで猛攻。が、攻勢の中でフィリップスのアイポークがありタイムストップ。再開。ジャブを入れるフィリップス。手数が多い。ムニョスは入ってくるところにパンチを合わせようとするが、ワンテンポ遅れてパンチが届いていない。ホーン。

1Rフィリップス。

2R。パンチを入れるフィリップスにムニョスはカーフキック。出入りしながら打撃を入れるフィリップス。飛び込みにパンチを合わせるムニョス。詰めてきた。フィリップスのハイをかわして組み付いたが、フィリップス引き剥がす。フィリップスのハイをかいくぐったムニョス。サイドキックを顔面に入れたフィリップス。フィリップス左ボディから右ストレート。ワンツーロー。最後にバックスピンキックからパンチを入れたフィリップス。ホーン。

2Rはややペースを落としたものの、フィリップスのラウンド。

3R。フィリップス右ハイ、ボディ、バックスピンキック。パンチの間合いにしたいムニョスだが距離を取られる。フィリップスは飛び込みながら打撃を入れていく。詰めたムニョスに右を入れたフィリップス。右ハイをヒット。ムニョス詰めるが左右にステップして詰めさせないフィリップス。最後にバックスピンキックを放つがムニョスかいくぐってシングルレッグ。しかしタイムアップ。

三者フルマークでフィリップス勝利。

ステップしての打撃で圧倒して勝利。

パンチの間合いで勝負したいムニョスだったが、フィリップスのステップにかわされる展開で完敗。

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