UFC on ESPN+97:第5試合・ジャフェル・フィーリョ vs. オデー・オズボーン

フライ級。

ブラジルのフィーリョはコンテンダーシリーズで勝利すると、当時UFC3連勝中ですでにランキングにも入っていたムハンマドモカエフの対戦相手が見つからなかったことで抜擢。モカエフにテイクダウンされ、下からの仕掛けも潰される展開だったが、3Rに一発逆転の膝十字でモカエフの膝を逆に反るほどに極めてニアフィニッシュ。結局逃げられ、その後のチョークで一本負けしたが、モカエフは試合後歩けなくなるほどで、無敗のモカエフを過去最も追い込んでいる。2戦目はUFCデビュー戦のスペイ人・ダニエル・バレス相手に序盤打撃で押される展開が続いたが、パンチを打ち返すと、タックルからテイクダウンして肩固めで1R一本勝ち。30歳。

オズボーンはUFCフライ級で4勝3敗。負けた相手はマネル・ケイプ(ケイプの体重オーバーあり)、タイソン・ナム、アスー・アルマバイエフ。フライ級でトップの185cmの長いリーチを持ち、伸びてくる左ストレートが武器。バックボーンはレスリング。32歳。

タックルのフェイントを見せながら打撃で牽制するフィーリョ。タックルへ。ボディロックすると後方に倒れ込みながらテイクダウンして上に。ハーフバックからパウンド。チョークを狙っていくが、外してまたパンチを入れる。耐えていたフィーリョだが、バックマウントを取られて体を伸ばされた。チョーク!しかし正対して外したオズボーン。だがマウント。強いパウンド連打。止められかねない。背中を向けるしかないオズボーン。フィーリョチョーク。タップアウト!

フィーリョ、2試合連続で圧勝。ランカークラスの実力があるのは間違いない。

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