UFC on ESPN+97:第3試合・ジャケリン・アモリム vs. コーリー・マッケンナ

女子ストロー級

グラップラーアモリム柔術がバックボーンで、IBJJFのパンナム選手権ノーギ部門で優勝している。ローカル6戦全勝・全1RフィニッシュでUFCと契約したものの、UFCデビュー戦では2R以降タックルを切られると引き込む展開でジリ貧となり判定負けで初黒星。2戦目はグラウンドに持ち込み寝技で圧倒し、3RにパウンドでKO勝ち。しかし、やはり引き込み癖が治っておらず、上に行くには不安が残る。28歳。

イギリスのマッケンナは空手や柔術などからMMAを始め、15歳でカリフォルニアのアルファメールを拠点としアマチュアMMAデビュー。2020年、21歳でコンテンダーシリーズで勝利し、イギリス人女子最年少でUFCと契約。UFC3勝1敗で、敗れた相手はエリス・リード。ここ2戦はテイクダウンから攻めての勝利で、ミランダ・グレンジャーには女子初のヴォンフルーチョークでの勝利を記録している。今回は1年3ヶ月ぶりの試合。24歳。

カーフを蹴るマッケンナ。ワンツー。アモリムの蹴りをキャッチしたマッケンナだが、アモリムはダッコちゃん引き込みで自ら下に。三角!がっちりと足のロックが入る。マッケンナスラムで叩きつけたが、逆に三角が深く入る。三角十字に。腕を伸ばされた。ほぼストップしていい内容。マッケンナとレフェリーの紛らわしい動きがあり、手を放してしまったアモリムだが、すぐ腕十字を取り直す。関節の柔らかさでこらえていたマッケンナだが、完全に極められタップ!

アモリム、相変わらずの引き込みは上に行くにはどうかと思うが、寝技の強さは本物。

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