UFC on ESPN+97:第2試合・ティアゴ・モイゼス vs. ミッチ・ラミレス

ライト級。

モイゼスはUFC6勝5敗。打撃も出来るが、一本勝ちの多いグラップラー。一時はランキングにも入っていたことがあるが、ランカー相手には勝てていない。前戦は当時UFC3連勝中で、先週ダスティン・ポワリエに敗れたブノワ・サン・デニとフランス大会で対戦。1Rに得意の足関で膝十字を極めかける場面があったが、2Rにテイクダウンからパウンドを打ち込まれKO負け。28歳。

当初はブラッド・リデルとの対戦が決まれていたが、リゲル欠場でUFCデビュー戦となるラミレスとの対戦に。

ラミレスはローカル6戦全勝で昨年8月のコンテンダーシリーズに出場。2RにKO負けしてUFCとの契約はならなかった。12月にはLFAで再起戦を戦い1RKO勝ち。ハードパンチャーでKO勝ちが多い。代役でのUFC契約となるが、試合が決まったのは1ヶ月前なので、準備期間はあった。31歳。

カーフの蹴り合い。パンチ・前蹴りで出るラミレス。ラミレスのカーフに合わせてタックルに入ったモイゼス。テイクダウン。ラミレスは胴をクラッチして寝かされないようにしていたが、諦めて放し下に。ハーフ。モイゼス肘。背中を向けて立とうとするラミレスだが立てない。再びハーフになり、上からパウンドを落とすモイゼス。ラミレスまた背中を向けたが、モイゼスハーフバックからチョーク。腕を掴んで外したラミレスだが、その間に四の字バックを取られている。フェイスロックを狙ったが外される。モイゼスバックのままホーン。

1Rモイゼス。

2R。すぐ組んでいったモイゼス。ケージに押し込む。離れた。カーフ・前蹴りを出すモイゼスに、ラミレス得意のパンチで出る。パンチで飛び込もうとしたタイミングでモイゼスタックル。倒されかけたラミレスだが、こらえて背中を向けたもののケージ際で正対。離れた。パンチで出るラミレス。ケージを背負ったモイゼス。自分から組みに言ったラミレスだが、モイゼスが入れ替える。離れた。モイゼスまたカーフ、前蹴り。出てきたラミレスにカウンターの左フック。ぐらついたラミレス。モイゼスが出てきた。カーフ。足が流れるラミレス。ホーン。

2Rモイゼス。

3R。開始直後にモイゼスのカーフで嫌倒れしたラミレス。ダウンしたラミレスの足をさらに蹴るモイゼス。鬼のキック連打。レフェリー止めた。

実質戦意喪失のギブアップ負け。

コンテンダーシリーズで負けているラミレスには、ランカー手前のモイゼスは荷が重すぎた。

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