UFC on ESPN+97:セミファイナル・ブライアン・バトル vs. アンジュ・ルーサ

ウェルター級。

TUFウィナーのバトル。ミドル級で2戦した後、ウェルターに落として3勝1敗。ウェルター転向初戦では、佐藤天を44秒ハイキックでKOしたことで日本でも知られる。負けた相手は塩漬けグラップラーのファクレトディノフで、漬けられて二者が30-25をつける内容での完敗。196cmの長いリーチからの変則的な打撃が武器だが、キャリアでは一本勝ちも多い。29歳。

コンゴ出身・スイス在住のルーサは初のセミ抜擢となる。佐藤天と同門のキルクリフFC所属。試合4日前に決まったUFCデビュー戦は打撃で押され、タックルも切られる展開での判定負けだったが、そこから2連勝中。ただ、勝った相手はいずれもUFC未勝利。得意技は右ストレート・アナコンダチョーク、前回はバトル以上にリーチが長いリース・マッキー相手にテイクダウンからのパウンドラッシュを仕掛け、凌がれてガス欠になったものの判定勝ち。29歳。

パンチ・飛び膝で攻めるバトル。ルーサパンチからタックルに入るが、受け止めたバトル。両脇を差したルーサだが、バトルが小手を巻いて投げマウントに。しかしルーサは身体能力で立ち上がった。ケージに押し込むバトル。ボディロック。ルーサ入れ替えるが、バトルは首相撲からヒザを入れる。離れた。プレスするバトル。前蹴り。ジャブ。バトルがパンチ・前蹴り・右ハイを打ち込む。ジャブからワンツー。ルーサもパンチを返すがヒット率に差がある。ホーン。

1Rバトル。

2R。タックルのフェイントを見せたルーサだが、バトルが出した手の指が目に入りタイムストップ。けっこう目を気にしているルーサ。続行不能と判断され試合終了。

ノーコンテストに。攻勢だったバトルは悔しげな様子を見せるが、裁定後にルーサを挑発し、両者エキサイト。

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