UFC on ESPN54:第6試合・ビルナ・ジャンジロバ vs. ルーピー・ゴディネス

女子ストロー級。ジャンジロバ5位、ゴディネス10位。

ジャンジロバはInvictaで魅津希UFCでは村田に勝利。前戦でランキング5位のマリナ・ロドリゲスを相手にタックルからテイクダウンしてバックを奪う展開で、一度寝かせたら立たせずドミネイトしての判定勝ち。初のトップ5入りを果たした。女子ストローは来月王者ウェイリーが1位ヤン・シャオナン相手に防衛戦を行うが、2位スアレスは負傷欠場中、3位レモスはウェイリーに、4位アンドラジはシャオナンに敗れており、5位ジャンジロバにも次期挑戦者となるチャンスがある。35歳。

メキシコのゴディネスは3連勝でランキング入りすると、昨年11月にはランカーのタバサ・ヒッチのタックルを切ってパンチを入れていく展開で判定勝ちし、年間4勝で4連勝。柔道・ボクシングがバックボーン。所属はロボジムで、女子フライ級王者アレクサ・グラッソと同門。30歳。

オッズは意外にもジャンジロバがアンダードッグ。

シングルレッグに入ったジャンジロバ。倒したが、ゴディネス小手を巻いて寝かされる前に立った。ジャンジロバ引き込んでディープハーフから潜ろうとする。下にならず立ったゴディネス。膝を入れて離れた。パンチの打ち合い。距離をキープしつつパンチを入れるゴディネスだが、ジャンジロバまたシングルレッグへ。ケージ際で片足で耐えるゴディネス。ダブルレッグに切り替えたジャンジロバ。ボディロックから倒した。小手を巻いてこらえようとするゴディネスだが、逆回転で小手を外すとジャンジロババックに。バックマウントになったが時間がない。ホーン。

1Rは微妙。最後にバックを取ったジャンジロバだが、そこから何もする間もなく終わっている。

2R。ゴディネスがパンチで出る。パンチからロー。またシングルレッグへ。引き込み気味に下になりディープハーフへ。ゴディネスは小手を巻いてこらえているが、ジャンジロバスイープ成功。ゴディネス足関狙いで上を取られるのを防いでいる。ゴディネスのサドルロックの体勢。外ヒールを狙っているが、極まる気配はない。それより上を取られるのを防ぐ目的か。ジャンジロバパウンドを入れるが、距離が遠く大きなダメージは与えられない。ジャンジロバが上を取ろうとしたが、ゴディネス足のフックで上に回らせない。脇を差してまた上に回ろうとするジャンジロバ。ゴディネス回らせずに立った。ホーン。

2Rも難しい。ジャンジロバが足関にパウンドを入れていたが、ダメージはなくどこまで攻勢と取られているかもわからない。

3R。詰めてきたゴディネスにジャンジロバまたシングルレッグ。しかしゴディネス入れ替えてボディにヒザ。ジャンジロバだっこちゃん引き込みを狙うが、ケージによりかからせて引き込ませないゴディネス。離れた。ジャンジロバがパンチで出る。手数は多い。ゴディネスも入ってくるところにパンチを合わせる。またタックル。っ止めて膝を入れるゴディネス。ヒザ。肘を入れて離れたゴディネス。出てきたジャンジロバにジャブ。ジャンジロバのタックルを切った。またパンチを入れるゴディネス。ジャンジロバの打ち終わりにワンツーを入れる。一瞬動きが止まったジャンジロバだが効いてないとアピール。ジャンジロバタックル。切られた。またタックルに行くジャンジロバ。ケージ際でボディロックから投げた。小手に巻いて寝かされるのをこらえていたゴディネスだが、小手が外れてバックを取られた。ジャンジロバ背中に乗ってチョークへ。顎ごとフェイスロックで絞める。膝を着いたゴディネス。また背負って立った。前に落とそうとするゴディネスだが落ちずに殴るジャンジロバ。タイムアップ。

3Rはジャンジロバ。あとは割れそう。

29-28×2、30-27の3-0でジャンジロバ勝利。

ジャンジロバのテイクダウンや引き込みからのスイープを防いでかなり健闘したゴディネスだったが、最後にバックを取られたのが響いてジャンジロバ勝利。

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