フェザー級ワンマッチ。
Bellatorフェザー級7位のブレナンだが、PFL本戦出場はならず、ワンマッチでの出場となる。ビッグネーム(というほどではないが)の父クリス・ブレナンの英才教育を受け、19歳のプロデビューからBellatorで育てられてきた。デビューから9戦全勝8フィニッシュ。が、相手は露骨に格下で、プロテクトされてのキャリアであることは否めない。昨年8月の前戦は、初めてBellatorレギュラークラスとの対戦となり、1Rからダウンを奪われる苦しい展開から、3R終盤に逆転KO勝ち。バックボーンは柔術で、9勝中一本勝ちが6回あるグラップラー。23歳。
アイビーはFury FC等のフィーダーショーが主戦場で、今回がメジャー初登場だが、34歳で12勝7敗と、今回もブレナンの育成用マッチアップ。
右を打ち込むアイビー。スリップ気味に倒れたブレナンだが立った。カーフキックに押し込んで倒したアイビー。ブレナン引き込み気味。下から仕掛けるが、アイビー離れて立った。ブレイク。パンチで出たアイビーがケージに押し込む。首相撲のブレナンにボディブローを入れる。離れた。アイビーは組みを警戒して間合いに入らない。残り1分。ブレナンシングルレッグ。アイビー切ってケージに押し込んだ。足を踏むアイビー。離れてパンチを入れる。ブレナン差し返し入れ替えた。ホーン。
1Rややアイビー。
2R。ロー、ミドルを入れるアイビー。ブレナンサイドキック。ブレナン左ハイ。ブレナン出てきた。パンチで打ち合うとシングルレッグ。ケージでこらえるアイビー。ブレナン脇をくぐってスタンドバックへ。後ろからヘンゾフックで足を絡めると後ろに引き込んだ。両足フックしてバックマウントの形。四の字フックに切り替えて殴る。アイビーはチョークを警戒しつつ正対しようとするが、足のフックが外れない。チョークを狙うブレナン。背負って立とうとするアイビーにバックからパウンドを入れるとチョークへ。顎の上で決まらず。パウンドに切り替えた。鉄槌連打。ホーン。
2Rブレナン。
3R。アイビーのワンツーをもらうブレナン。詰めるブレナン。左をヒット。アイビー関節蹴り。ブレナンタックルからまたスタンドバックに回った。そのまま後方に引き込むが、足のフックを防いでいるアイビー。しかし両足フックしたブレナン。肩固めをセット。しかしアイビー正対して外すと立ち上がった。ケージに押し込むアイビー。アイビー肩パンチ。差し手争い。入れ替えたブレナンだが、タックルに行ったところでまた入れ替えるアイビー。アイビー膝。残り20秒でパンチを入れて離れたアイビー。ジアkンがない。ブレナンバックスピンキック。タイムアップ。
3Rは微妙。
三者29-28でアイビー勝利。
ブレナン、MMA初黒星。Bellatorではランカーだったが、まだフィーダーショーの中堅レベル。打撃のレベルが高くないので、テイクダウンで上を取れないと厳しい。