UFC on ESPN+98:第10試合・モルガン・シャリエール vs. チェペ・マリスカル

フェザー級。UFC1勝 vs. 2勝のカードがセミ前に組まれた。

フランスのシャリエールは昨年9月の地元パリ大会でUFCデビュー。元ケージウォーリァーズフェザー級王者。デビュー戦は同じくUFCデビューとなるイタリアのマノロ・ゼッキーニ戦で、腹に前蹴りを入れて効かせてパンチを打ち込んでKO勝ちした。しかしローカル戦績18勝9敗と負けも多く、UFCでどれだけできるかは未知数。28歳。

リスカルは昨年6月に、試合9日前の欠場選手の代役として階級上のライトでUFCデビュー。UFC1勝0敗のトレバー・ピークに対し、柔道バックボーンの投げからテイクダウンを奪うと、ピークがスタミナ切れしてフィニッシュはできなかったものの判定勝ち。適正階級に戻した2戦目は昨年9月のジャック・ジェンキンス戦。UFC2勝0敗のジェンキンスを2Rに払い腰で投げた際に、ジェンキンスが手をついて肘を脱臼して負傷TKO勝ち。31歳。

インローを入れるシャリエールにマリスカルタックル。ギロチンに抱えたシャリエールがスイープして上から絞めるが、さらに反転するマリスカル。ギロチンが緩んだ。立って押し込んでいくマリスカル。ヒザの蹴り合い。シングルレッグに入るマリスカルだが切って離れるシャリエール。マリスカルがパンチで飛び込みヒザ。シャリエールアッパー。マリスカルタックルでケージに押し込む。離してヒザを入れるマリスカル。パンチ連打からまたタックルに入るが、シャリエール受け止めて両脇を差すと入れ替える。マリスカル肘を入れるとタックルへ。シャリエールが足を取りに来たところを上から潰す。展開が速い。離れた。ミドルを入れるシャリエール。マリスカル左ハイ。シャリエールの左フックがヒット。ホーン。

1Rはほぼ五分か。

2R。シャリエールがプレスしていく。マリスカルカーフキック。シャリエール右ハイ。ワンツーがヒットしぐらつくマリスカル。マリスカルの右がヒット。シャリエール右ミドル。左ハイ。右ボディ。飛び込んで逆ワンツー。マリスカルはカーフからハイキック。シャリエールのパンチをかいくぐってタックル。切られたが離れ際にパンチを入れた。シャリエール左ボディ。ジャブの刺し合い。シャリエールのワンツーがヒット。詰めてきたシャリエール。左ボディがヒット。クリンチアッパー、右フック。押しているシャリエール。出てきたマリスカルに右フックをヒット。残り1分。蹴りをキャッチしてテイクダウンしたシャリエール。すぐに背中を向けて立ちに行くマリスカルだがテイクダウン。押さえ込ませず立ったマリスカル。パンチの間合いで打ち合い。マリスカル前蹴りで飛び込んだが、キャッチしてテイクダウンしたシャリエール。ホーン。

2Rシャリエール。

3R。詰めていくのはシャリエール。パンチ・ミドルを入れる。手数を増やしてきたマリスカル。左右のパンチのラッシュでケージまで下がらせる。連打を放つマリスカルだが、シャリエールかいくぐってタックルへ。テイクダウン。スイッチで寝かされないようにこらえるマリスカルだが寝かされた。しっかり固めて殴るシャリエール。マリスカルも下から殴る。体を起こしたマリスカル。バックにつこうとするシャリエールだがマリスカル反転。立った。組みに行くマリスカルだがシャリエール切った。残り1分で上を取り返したマリスカル。シャリエールもぐって抜けようとする。パウンドを入れるシャリエール。サイドで鉄槌・パウンドを打ち込んでいくがタイムアップ。

29-28マリスカル、30-27シャリエール、29-28マリスカル。スプリットでマリスカル勝利!

1、3Rは微妙だった。シャリエールも決して負けていない内容。両者ともに評価を上げるレベルの高い試合。

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