女子バンタム級だったが、両者とも体重オーバーでキャッチウェイトに。マリンズ15位。
メリッサ・ディクソン改めメリッサ・マリンズ(前回はコーチで夫のジェームス・ディクソンの姓を名乗っていたが、離婚した模様)は昨年10月にUFCデビュー。UFC初戦は柔道ロシア2位のロシアン・ロンダことイリーナ・アレクシーバと対戦。1Rにパンチでダウンを喫したが、2R以降テイクダウンを奪う展開でアレクシーバがガス欠となり、抑え込み続けて判定勝ち。この1勝のみでランクインしているが、正直マリンズが強かったというより、アレクシーバの実力に疑問符を付けたい試合内容だった。25歳からMMAを始め、30歳でプロデビューすると1年半で5連勝してUFCと契約。ここまで6戦全勝。32歳。
フランスのコノールも前回UFCデビュー戦で判定勝ち。アマチュアムエタイではワールドゲームズで銀メダルを獲得。こちらもUFCデビュー前には1年で6戦全勝全フィニッシュ(5KO・1一本勝ち)。しているが、相手のレベルが不明。UFCデビュー戦ではパナマボクシング代表のジョセリン・エドワーズと対戦し、打撃をヒットさせる場面があったものの、簡単に脇を差されてテイクダウンされる場面もあり、苦しんでの判定勝ち。34歳。
パンチから組んでいったマリンズ。ケージに押し込みダブルアンダーフックでクラッチ。投げを狙ったがコノールこらえた。なおも放さずテイクダウンを狙っていく。コノールケージを背負いこらえる。しかし再びクラッチして投げるとテイクダウン成功。ハーフで押さえ込むマリンズ。コノールブリッジして反転。亀になり立ち上がったマリンズは正対。離れたコノール。また組み付いていくマリンズ。ケージに押し込みテイクダウン狙い。膝を入れる。あっし返して引き剥がそうとするコノールだが離せない。終了間際に肘を入れて離れるマリンズ。ホーン。
1Rマリンズ。
2R。パンチから出るマリンズ。すぐ組み付いて行きケージに押し込むが、コノール差し返して入れ替える。しかしさらに入れ替えたマリンズ。しかしコノールが腹に膝を入れると嫌がったマリンズ。引き剥がしたコノール。離れ際に左ハイがヒット。距離を取り関節蹴りを入れるコノール。首相撲からのヒザが入るとマリンズ腹を押さえて後退。コノール追いかけてハイキック!もらって背中を向けしゃがみこんだマリンズを見てレフェリーストップ!
組まれて苦戦していたコノールだが、ヒザを効かせて逆転勝ち。