PFL2024#2:セミファイナル・ロバート・ウィルキンソン vs. トム・ブリーズ

ライトヘビー級リーグ戦。

当初は元Bellatorライトヘビー級王者で優勝候補筆頭のフィル・デイヴィスがウィルキンソンと対戦するカードだったが欠場。そのままメインカードに据え置かれた。

ウィルキンソンは2022年にリーグ戦で優勝し100万ドルをゲット。昨年も出場し、初戦で元UFCタイトル挑戦者のチアゴ・サントスに判定勝ち。が、試合後禁止薬物が検出されて失格となり、以降は出場停止となった。元UFCで、2018年にはイスラエル・アデサニヤのUFCデビュー戦の相手を務めて2RKO負けしている。32歳。

デイヴィスの代役は昨年PFLヨーロッパに出ていたトム・ブリーズ。こちらもUFC参戦経験があり、最初はウェルター級で中村K太郎にも勝利している。体格的に減量が厳しくなってミドル級に転向したが、試合当日に体調不良での欠場を繰り返していたため、UFCでは5勝3敗と勝ち越しで連敗がないにも関わらずリリースされた。その後はローカルイベントで戦い、昨年ライトヘビー級に上げると、PFLヨーロッパに出場し勝利。代役での本戦出場のチャンスを得た。18勝中12の一本月があるグラップラー。32歳。

パンチで出るウィルキンソン。腹にヒザ。ブリーズクリンチアッパーを連打すると右フック。しかしウィルキンソンが肩パンチから腹にヒザを入れると背中を向いてしまうブリーズ。パンチを打たれて亀になったブリーズにバックからパウンド連打。向き直ったブリーズだがパウンドを打たれ続け、ハーブ・ディーンもストップ!

ウィルキンソン6点獲得。これでライトヘビー級は4試合連続の1Rフィニッシュ。

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