PFL2024#3:メインイベント・アンドレイ・コレシュコフ vs. マゴメド・ウマラトフ

ウェルター級リーグ戦。メインはロシア人ファイター対決。

元Bellator王者コレシュコフ。最終的なランキングは3位。2012年からBellatorに参戦し、ウェルター級トーナメントで優勝。当時王者のベン・アレクセンと対戦したが4RKO負け。2014年のウェルター級トーナメントでも優勝すると、翌年に当時王者のドゥグラス・リマに勝ってタイトルを獲得。しかしリマッチでKO負けすると、2018年のウェルター級GP一回戦でのリマとの3度目の対戦でもチョークで一本負け。翌年ロレンツ・ラーキンにスプリット判定負けしたが、昨年のRIZINとの合同興行で行われたラーキンとの再戦ではスプリット判定勝ちしている。33歳。

ウマラトフは2022年のPFLでは予選2戦目から参戦し、1RKOして6点で決勝トーナメントに進出したが、ロシアのウクライナ侵攻によりイギリス入国のビザが降りず、決勝トーナメントを棄権。昨年は予選から2連勝で決勝トーナメント進出を決めたが、決勝トーナメントはまたも棄権となった。そのため、優勝経験はないが、ここまで14戦全勝で無敗。14勝中、11KOのストライカー。32歳。

カーフを蹴るコレシュコフ。コレシュコフのバックスピンキックに合わせて組み付いてスタンドバックを取るウマラトフ。コレシュコフがバックのウマラトフに肘を入れてしまい注意される。テイクダウンを狙うがこらえるコレシュコフ。反転して正対した。四つからテイクダウンしたウマラトフ。寝かせた。コレシュコフラバーガード。オモプラッタ。時間がかかったが、回転して外したウマラトフ。またコレシュコフのガードに。またラバー。ウマラトフ左足を超えてハーフに。パウンド。ゴング。

1Rウマラトフ。

2R。パンチを打ち込まれ効いたコレシュコフ。膝を着く。殴るウマラトフだが、はいはいしながら組み付こうとするコレシュコフ。ケージに押し込む。立ってスタンドに。組み付いていくコレシュコフ。ウマラトフ四つから外掛けテイクダウン。サイド。ガードに戻したコレシュコフ。しかしまたサイドに出るウマラトフ。ケージ際まで移動したコレシュコフのバックを狙う。ハーフバックから再び上になりレッグマウントに。立とうとするコレシュコフを立たせない。ケージを蹴って亀になったコレシュコフ。ウマラトフバックに。立ったコレシュコフだがまた倒された。また立ってようやく正対したコレシュコフ。しかし組み勝っているのはウマラトフ。離れた。カーフを蹴るがウマラトフ飛び膝。ワンツー。コレシュコフもパンチで出る。ウマラトフが組み付いたところでゴング。

2Rウマラトフ。

3R。距離を取るウマラトフ。コレシュコフの飛び膝。しかしパンチで止めたウマラトフががぶるとバックに回る。コレシュコフ立った。スクランブルでガードに戻した。三角・腕十字を狙ったが防がれた。またハーフにしたウマラトフ。パウンド。コツコツ鉄槌&パウンド。立とうとしたコレシュコフ。バックに回るウマラトフ。正対したコレシュコフだがまた下に。消耗しているウマラトフ、もはや判定勝ち狙い。コレシュコフも下から殴る。密着コツコツ合戦でタイムアップ。

三者29-28でウマラトフ勝利。3点獲得。

  1. (P)ドン・マッジ・6点
  2. (N)ムラッド・ラマザノフ・6点
  3. (N)シャミル・ムサエフ・5点
  4. (P)マゴメド・ウマラトフ・3点
  5. (B)ゴイチ・ヤマウチ・3点
  6. (B)ネイマン・グレイシー・0点
  7. (B)アンドレイ・コレシュコフ・0点
  8. (B)ローガン・ストーリー・0点
  9. (B)ブレナン・ワード・0点
  10. (P)ラウレアノ・スタロポリ・-1点

Bellator勢ではBellator対決となったゴイチが3点獲得したのみ。新規参戦選手のラマザノフ・ムサエフがいずれもフィニッシュ勝利で上位につけた。

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