UFC301:第9試合・ポール・クレイグ vs. カイオ・ボハーリョ

ミドル級。クレイグ13位、ボハーリョ14位。

UFCでは異端の下攻めファイタークレイグ。UFC9勝7敗1分けで、9勝のうち8勝でボーナスを獲得している。唯一ボーナスを獲得できなかったのが、2020年のショーグン戦で、キャリア初のフルタイムとなった前戦(スプリットドロー)の再戦だった。ブラジルでは昨年1月にも試合をしており、その時は1RKO負け。次の試合からミドル級に落としていて、初戦はマウントからの肘でKO勝ち。昨年11月のブレンダン・アレン戦ではグラウンド勝負で競り負け、アレンにチョークで一本負けしている。36歳。

ボハーリョはUFCデビューから5連勝中。APEXでのファイトナイトとはいえ、デビュー戦からセミに抜擢され、5戦のうち4戦がメインカードでの試合。しかし期待の割には試合は手堅い内容で、4試合が判定勝ち。ランカーとの対戦がないままランキング入りしているため、今回がランカー初挑戦。テイクダウンが武器のグラップラーだが、クレイグ相手に寝技勝負を選択するかどうか。31歳。

蹴りを入れたボハーリョ。クレイグもミドルを返す。ボハーリョワンツーを入れた。右フック。ボハーリョの蹴りをキャッチして組み付いたクレイグ。ケージに押し込むと両足を束ねてテイクダウン。寝かされずに立つが、なおもボディロックからテイクダウン狙い。脇を差して防いだボハーリョだが、クレイグ引き込み。ボハーリョ離れてスタンド勝負を選択。クレイグまたタックルから引き込むが、離れて立たせるボハーリョ。ミドルをヒット。クレイグもミドルを返す。またタックルから引き込み。すぐに立って離れるボハーリョ。パンチを打ち込むボハーリョ。クレイグまたタックル。組み付けない。組み付かせない距離をキープしつつ、飛び込んでパンチを入れるボハーリョ。クレイグは前蹴り・ミドルをヒットさせる。ホーン。

1Rボハーリョ。クレイグは寝技に付き合ってもらえないと厳しい。

2R。パンチで出るボハーリョ。飛び膝。下になったクレイグ。ボハーリョパウンドを打とうとしたが、警戒してすぐに離れた。スタンドに戻す。

U-NEXTの映像が止まっている間に試合終了…。

スタンドでボハーリョがパンチ連打し、最後は左が顎を打ち抜いてKO。スタンドのパンチで意識を飛ばし、グラウンドに行くこともなく勝利。

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