UFC301:第2試合・イスマエル・ボンフィム vs. ヴィンス・ピシェル

ライト級。

ボンフィム兄弟のイマイチな方・兄イスマエル。UFC1勝1敗。もっとも、弟も昨年11月のUFC3戦目で2RKO負けし、キャリア初黒星を喫しているが。イスマエルの前戦はヴィンス・ピシェルの代役としてBSDことブノワ・サン・デニと対戦した試合で、1Rチョークで一本負けし、9年ぶりの黒星を喫した。サン・デニはその後連勝を5まで伸ばすと、今年3月にダスティン・ポワリエと対戦したが、2RKO負けしている。フック系のパンチが武器のストライカー。28歳。

ピシェルは2年ぶりの試合。2012年のTUF15に出場し、準決勝でアル・アイアキンタに敗れている。2022年にマーク・マドセンに敗れた後、2度欠場で試合を飛ばし、昨年11月のブラジル大会でボンフィム戦が組まれていたが、ボンフィムが計量で3.5ポンドオーバーしたため中止になっている。今年になってから再ブッキングされ、今回もまたボンフィムの地元での試合となる。柔術黒帯だが、14勝のうちKOが8回で、一本勝ちはなし。41歳で、ライト級ではクレイ・グイダに次ぐ2番目の年長。

じわじわ詰めるピシェル。ロー。ボンフィムもローを返す。インロー。左フックを入れたボンフィム。カーフ。ピシェルもローを返した。カーフからパンチを入れたピシェル。ボンフィムカットをしておらず効いてきそう。左ボディを入れたボンフィム。カーフ。ピシェルが詰めるがジャブで止める。残り1分。飛び込んでパンチから左ハイをヒットさせたボンフィム。ジャブで詰める。右フックからジャブのダブルをヒットさせる。ノコrい10秒でタックルで倒したボンフィム。追い打ちに行かず離れると逆にピシェルがタックルに入るが、ギロチンで引き込んだボンフィム。外れた。ホーン。

1Rボンフィム。

2R。ピシェルがジャブで詰めるが、ボンフィムワンツーから左ボディ。ピシェルカーフ。左右のフックを入れたボンフィム。圧を強めてきた。ピシェルがカーフを入れるが詰めていくボンフィム。ジャブ。ワンツーから左フック。ボンフィム左ボディから右フック。一瞬動きが止まったピシェル。カーフを蹴るピシェルだが、圧をかけられて下がるとケージを背負う。パンチを打ち込んだボンフィム。またボディを入れた。左フック3連発。ピシェル打たれたが出ていく。残り1分。ピシェルのカーフで足が流れたボンフィム。ジャブで飛び込んで右を入れる。残り10秒でバックスピンキックを放ったボンフィムだがブロックされスリップダウン。上になったピシェルだがホーン。

2Rもボンフィム。

3R。詰めたボンフィムがワンツーボディ。ワンツーからボディアッパー。打たれているが下がらないピシェル。ピシェルのアイポークがあり中断。再開。飛び込んで左フックを入れたボンフィム。ピシェル下がってケージを背負う。そこにパンチ連打からハイ。しかし直後に前に出るピシェル。ボンフィムワンツー。ボンフィム4連打。ワンツーから飛び膝。残り1分。ピシェル打たれるとすぐに前に出るが、ボンフィムシングルレッグからテイクダウン。ピシェル三角を狙ったが立って外したボンフィム。近づいてパウンドを入れるとピシェル起き上がりタックル。ボンフィムブラウン肘。タイムアップ。

三者30-27でボンフィム勝利。地元ブラジル勢が2連勝。

パンチを常にコンビネーションで入れていたのとボディが良かったボンフィム。

ピシェルはまだ7勝4敗と大きく勝ち越しているが、41歳で連敗。試合後にボンフィムが足を引きずっていたので、アーフはかなり有効だったが仕留められず。

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