UFC on ESPN56:第4試合・タバタ・ヒッチ vs. テシア・ペニントン

女子ストロー級。ヒッチ11位。

ヒッチはSEI☆ZA出身で日本に住んでトレーニングをしていた経験あり。柔道・柔術がバックボーンのグラップラーUFCデビュー戦はフライ級で現2位のマノン・フィオロにKO負けしたが、本来のストロー級に戻した2戦目からは4連勝。前戦はルーピー・ゴディネスと初のランカー対決となったが、タックルを切られて打撃をもらう展開で判定負けし、連勝が止まっている。29歳。

テシア・トーレスは女子バンタム級王者のラケル・ペニントンと結婚し、今回からペニントン姓で戦う。昨年6月に娘を出産し、2年ぶりの復帰戦。最後の試合ではランキング7位だったが、欠場中にランキングから除外されている。UFC13勝6敗で、UFC女子ストロー級が創設されたTUFに出場した選手の生き残り。空手・キック・テコンドーがバックボーンで、打撃のヒット数で判定勝ちするスタイル。前戦は柔術世界王者マッケンジー・ダーンにメディアのジャッジも半々で割れる僅差でのスプリット判定負け。34歳。

オッズは僅差だがヒッチがフェイバリット。ペニントンのブランクも考慮されているか。

ヒッチが間合いを詰めて打撃を出していくが、ペニントンは距離をキープしつつ詰めてきたヒッチにパンチを打ち込む。組もうとするヒッチを引き剥がして組ませない。打撃のヒットで上回るペニントン。回転が上がってきたペニントン。ヒッチ詰めるが先に打撃をもらう展開に。組もうとしても引き剥がされる。残りわずかで組んだヒッチが体落としでテイクダウンしたがホーン。

1Rペニントン。

2R。また詰めてくるヒッチにアッパーを入れ離れるペニントン。しかしヒッチまた間合いを詰めるとケージに押し込んでクラッチ。投げを狙うがこらえたペニントン。なおもクラッチを放さずダブルアンダーフック。ボディロックから投げたがギリギリこらえるペニントン。シングルレッグに切り替えたヒッチ。しかし倒せず。押し込みながらパンチを入れるヒッチ。テイクダウンは取れないが、テイクダウン狙いと押し込みでのコントロール、押し込んでの打撃で攻勢。残り1分を切ってペニントン離れた。パンチで出る。ヒッチ距離を取る。タックルのフェイントからジャブ。組もうとするヒッチだがパンチで引き剥がしたペニントン。ホーン。

2R押し込み&テイクダウン狙いのヒッチだが、結局テイクダウンは奪えず、残り1分で打撃で出たペニントンが取ったか。

3R。組んで投げを狙ったヒッチだがペニントンこらえる。またケージに押し込んで打撃を入れながらテイクダウンを狙っていくヒッチ。ダブルレッグに切り替えた。片手をついてこらえるペニントン。結局あきらめて離れるヒッチ。パンチで出るヒッチ。久々復帰のペニントンだが手は出ている・ヒッチパンチからヒザ。打撃で出るヒッチ。タックルに入ったがペニントン逆に投げで凌ぐ。タイムアップ。

29-28、28-29。29-28のスプリットでヒッチ勝利!

2Rは終盤のペニントンの打撃よりも、ヒッチの押し込みでのコントロールを取ったか。

mmadecisions.com

メディアのジャッジも割れている。

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