UFC on ESPN56:第3試合・ビリー・ゴフ vs. トレイ・ウォーターズ

ウェルター級。

ゴフは昨年8月の木下憂朔戦でUFCデビュー。打撃とタックルを混ぜて攻めるゴフに対し、木下は初戦で課題となっていたテイクダウンディフェンスが向上してタックルは切っていたものの、ゴフがプレッシャーを掛けてパンチを打ち込み、最後はボディを効かせてKO勝ち。木下との打ち合いを制した。9勝中7つのKO勝ちがあるストライカー。25歳。

ウォーターズは昨年4月、ファイトウィークに入ってから急遽UFCに出場し、無敗のジョシュ・クインランに196cmの長いリーチを活かして打撃をヒットさせ判定勝ち。しかしカーフを蹴られて効かされる場面もあった。前戦はローカルイベントでの試合から2週間のインターバルだったが、今回は1年1ヶ月のインターバルが開いての試合となる。キャリア8勝1敗で、唯一の敗戦はコンテンダーシリーズでのガブリエル・ボンフィム戦。26歳。

距離を取りジャブを入れるウォーターズ。詰めるゴフに打ち下ろしの右。しかしどんどん出るゴフ。ローキック。タックルへ。ケージでこらえるウォーターズだがパンチを入れて離れたゴフ。またタックルへ。ケージに押し込んだ。ゴフ投げてバックに付いた。背中に乗ってチョーク。しかし外れて離れた。ワンツーを入れるウォーターズ。ジャブ。かなり間合いが広い。ゴフ出ていくがそこにパンチを貰う。被弾しながら出ていくゴフ。ウォーターズの蹴りをキャッチしながらタックル。ハーフバックに。正対したウォーターズが膝をついたゴフの頭部にヒザを入れる。反則だがレフェリースルー。ゴフパンチで出る。ケージに詰めてラッシュ!ノンストップでパンチを打ち込む。ホーン。

1R終盤の攻めでゴフ。

2R。また出ていくゴフ。下がりながらジャブを入れるウォーターズ。詰めてローを蹴るゴフ。近づこうとするゴフだがウォーターズがパンチを合わせていく。しかしケージを背負わせてパンチを入れるゴフ。タックルへ。止められたが離れ際にヒジ!さらにパンチで攻める。タックルで飛び込んだゴフ。切られたがヒジを入れた。ウォーターズ疲れたのか、口が開いている。パンチも手打ち。ゴフ頭を振ってパンチをかわしながら出るが、こちらもスピードが落ちてきている。ガードが下がっている。ウォーターズの右の強打がヒット。タックルに来たが受け止めて引き剥がしたウォーターズ。またタックル。ウォーターズギロチンで捕まえた。放した。両者消耗している。それでも詰めてパンチを入れるゴフ。ガードが下がっているウォーターズだが頭を振ってかわす。ホーン。

2Rややウォーターズか。

3R。両者疲れている。ゴフタックル。ケージに押し込みシングルレッグ。しかし疲れで動きがない。レフェリーブレイク。出ていくゴフ。ウォーターズも入ってくるところにパンチを合わせる。間合いに入れないゴフは遠間から関節蹴り。残り1分。パンチで出たゴフ。パンチをヒットさせるゴフ。ウォーターズも右の強打を入れるが、疲れながらも頭を振りながら出るゴフ。ガードの手が上がっていないウォーターズ。タイムアップ。

両者スタミナを使い果たした死闘。

30-27×2、29-28でウォーターズ勝利。

1・2Rヒット数ではゴフだったが…。

mmadecisions.com

メディアのジャッジは30-27ウォーターズからから30-27ゴフまでいて、全ラウンド僅差だったことを伺わせる。

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