修斗240519:第1部第2試合・安海健人 vs. 山下康一朗

73kg契約5分2R。

2022年度ライト級新人王、北海道の安海健人は、修斗では磯部鉄心、深見弦汰に勝利し2戦2勝。2023年6月の『RIZIN 43』北海道大会では、オープニングファイトで同じ北海道のパワーオブドリームジム・渡辺トシキに首投げから立ち上がりサッカーボールキックを狙ったところで渡辺のヒザ十字に捕まって一本負け。12月に札幌で行われた『GRACHAN & D-SPIRAL』でも、植田豊にマウントからのパウンド連打で初回KO負けしており、地元で2連敗中。

福岡の山下康一朗は2021年にプロ修斗デビューし、香川のFORCEや福岡のTORAOで主にキャリアを積んできて、ここまで修斗戦績は1勝1敗1分。2022年5月の麻植裕太戦で1R腕十字で勝利しプロ初勝利を挙げ、2023年5月の嵯峨 ゴーレム 健史戦は判定0-1のドロー。GRACHANでも2戦しているが2敗。前々日に33歳の誕生日を迎えている。

両者は2020年4月に行われたアマ修斗EXトーナメント2020 vol.2のウェルター級トーナメントで勝ち上がり決勝戦で対戦。その時は山下が延長戦で判定勝ちしている。北と南でキャリアを重ねてきた2人がプロを舞台に移し、再び東京で対戦する。

両者オーソドックス。右にサイドステップする安海。山下がジャブをヒットさせると組み付いてバックに回る。バッククリンチから正対してダブルレッグでテイクダウンした山下。ハーフで固めようとした山下だが、安海はケージを使って立ち上がり離れる。山下がダブルレッグで飛び込みテイクダウンを奪うと、押さえ込まずにパウンド連打を打ち込む。立った安海がケージに押し込みながらヒザを入れていくが、山下がヒザ蹴りに合わせた足払いでテイクダウン。今度はハーフで押さえ込んだ山下。安海の左腕にキムラロックを狙う。残りわずかでハーフで組んだ安海の足にカーフスライサーを仕掛けた山下だが1R終了。

最終2R。山下の右ストレートがヒット。安海はまたサイドステップ。タックルのフェイントを見せる山下。安海はカーフキックを見せるが、パンチで出ると山下がバックステップでかわす。打ち終わりにタックルに入る山下だが、受け止めた安海がケージに押し込みながらヒザを入れる。離れ際に右のヒジを入れた安海。山下ダブルレッグに。ケージを背負ってこらえる安海だが、山下はスタンドバックに回る。安海は正対するとまたヒザを入れる。山下がまた足払いを狙ったが、テイクダウン狙いを切った安海。残り1分でタックルを狙った山下。安海が切ってパウンドを入れる。立った山下だがバックを取り後方に投げる安海。返そうとする山下をこらえてバックからパウンド。立った山下にバックブローからのパンチ連打を入れた。タイムアップ。

レフェリー三者とも19-19のイーブン。1R山下、2R安海で取り合い、0-0のスコアレスドロー

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