PANCRASE343:セミファイナル・押忍マン洸太 vs. 村山暁洋

ウェルター級。押忍マン2位、村山5位。

ハードパンチャーの押忍マンは勝っても負けてもフィニッシュ決着。パンクラス4勝4敗。前戦は地元九州で行われたRIZIN LANDMARK8に出場したが、阿部大治に1RKO負け。30歳。

村山は元修斗環太平洋王者、パンクラス第9代王者。パンクラスでタイトルを獲得したのは2016年。その後、佐藤天・手塚・菊入・木下と、海外に飛び出していった選手たちと対戦し、踏み台になってしまっている。2022年12月の長岡とのベテラン対決で判定勝ちし、昨年6月に林源平と王座決定戦が組まれたが、序盤からパンチを効かされ、組んでもテイクダウンを奪えない展開で三者50-45の大差で判定負けし、7年ぶりの王座戴冠ならず。44歳。

右を打ち込んだ押忍マン。ヒット。ジャブ。伸びてくる。村山のタックルは切る。プレスしてきた押すマン。またジャブ。ローキック。村山ちょっと目を気にしている。左ミドル・右ボディを入れた押忍マン。また左ミドル。右。ケージ際に詰められている村山。インローをキャッチした押忍マン。テイクダウン。上になるとインサイドからパウンドを入れる。ホーン。

1R三者押忍マン。

2R。ジャブを入れた押忍マン。村山ステップして組み付く隙を伺っているが、ジャブ・右・カーフキックを打たれる。またカーフ。押忍マンの左をかわして右を入れた村山だが、またカーフをもらう。またカーフ。村山もジャブを入れるが押忍マンが左を返す。組み付けないまま残り1分半。手数は少ないが、一発一発が重くどれもヒットしている押忍マン。ボディからカーフキック。右で飛び込んだ村山。さらに出るところに押忍マンの右。それをかいくぐってタックルに入った村山。シングルレッグ。しかし切られた。ミドルを入れる押忍マン。ホーン。

2R三者押忍マン。

3R。村山パンチで出る。下がった押忍マンを追ってパンチを打ち込む。押忍マン離れた。また詰めた村山。組むと大外刈りでテイクダウン。すぐにマウント!が、押忍マンに反転され下に。ガードで背中を付けてしまっている村山。上で動かない押忍マン。フックスイープを狙った村山だが、返せずハーフに。残り1分。下からキムラ。そのままスイープで上を取り返した。なおもキムラを狙う。残り30秒。バックに回り腕十字を狙った村山だが時間がない。タイムアップ。

30-27×2、29-28の3-0で押忍マン勝利。

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