イスラム・マカチェフ 1.16
ダスティン・ポワリエ 5.55
ショーン・ストリックランド 1.38
パウロ・コスタ 3.15
ケビン・ホランド 1.34
ミハル・オレクシェイチュク 3.35
ジャイルトン・アウメイダ 1.34
アレクサンドル・ロマノフ 3.40
ランディ・ブラウン 1.56
エリゼウ・ザレスキ・ドス・サントス 2.50
セザル・アウメイダ 1.83
ロマン・コプィロフ 2.00
グラント・ドーソン 1.20
ジョー・ソレッキ 4.80
フィル・ロウ 2.30
ジェイク・マシューズ 1.65
ニコ・プライス 3.10
アレックス・モロノ 1.39
ミッキー・ガル 4.30
バシル・ハファス 1.24
アイリーン・ペレス 1.54
ジョセリン・エドワーズ 2.54
ミッチ・ラポーゾ 3.20
アンドレ・リマ 1.37
メインはライト級タイトルマッチ。P4P1位のマカチェフの3度目の防衛戦となるが、ここまで2度の防衛戦の相手はいずれも階級下のヴォルカノフスキー。特に2戦目は試合10日前に王座挑戦予定だったチャールズ・オリベイラが欠場して急遽決まったもの。ランカー時代に上位陣から避けられていたこともあって、意外と上位ランカーとは初対戦の組み合わせが多い。
マカチェフは現在13連勝中で、ハビブらと並んでUFC歴代3位タイ。勝てば単独3位となる。ライト級での12連勝もハビブ(とファーガソン)と並んで1位タイで、勝てば単独1位。UFC10戦以上での勝率93.3%はハビブ(100%)に次いで2位。どの数字を見ても、ハビブの後継者として恥ずかしくない実績を残している。
ポワリエは5年前に暫定王座を獲得したが、ハビブとの王座統一戦では3Rチョークで一本負け。その後、マクレガーとの2連戦・2連続KO勝ちで大きく知名度を上げた。が、2度目のタイトル挑戦となったオリベイラ戦では、ダウンを奪ったものの、息を吹き返したオリベイラに3Rチョークで一本負け。昨年7月のジャスティン・ゲイジーとのBMFタイトルマッチでは、打撃で押していたところから、2RハイキックでKO負け。3月の前戦はブノワ・サン・デニ相手にオッズでアンダードッグという評価だったが、KO勝ちで覆した。35歳で、おそらく最後のタイトル挑戦のチャンスになる。
当初は、アルマン・ツァルキヤンがUFC300でオリベイラに勝利した直後にタイトル戦のオファーを受けたが、準備期間がないことを理由に拒否しており、ポワリエにチャンスが回ってきた。
ポワリエに勝機があるとしたらやはり打撃でのKOか。しかしオッズでは今大会一番の大差でのアンダードッグになっている。
マカチェフチョークで一本勝ち。
プレリムメインでは、4月にUFCデビューしたばかりのセザル・アウメイダが2ヶ月弱での再登場。元キックボクサーで、GLORYではタイトル挑戦経験もあり、ライトヘビー級王者アレックス・ペレイラとは1勝2敗。前回はUFCデビュー戦同士の対戦で、テイクダウンをこらえて最後はブラウン肘連打を効かせてのKO勝ち。2戦目の相手はUFC4勝3敗のコプィロフ。4連続KO勝ちで前回ランカーのアンソニー・ヘルナンデスと対戦するチャンスを得たが、ヘルナンデスのテイクダウンに削られ、最後はバックを取られてのチョークで完敗。コンバットサンボの経験もあるがストライカー。
鳴り物入りUFCデビューから2ヶ月での再登場といえば、テコンドー五輪銅メダリストのロベリス・デスパイネが、同じように2ヶ月のインターバルで組まれた2戦目でワルド・コルテス・アコスタにテイクダウンされてリカバリーできず判定負けしている。アウメイダはテイクダウンへの対処は出来ているように見えたが、テイクダウンされた後の展開がなかったので、そこがまだ未知数。36歳と若くないので、早く上に行きたいのかもしれないが、それが吉と出るか凶と出るか。
第1試合開始は6月2日の朝7時半から。速報します。