ヘビー級リーグ戦。ゴルム9位・0点、フォーチュンは2戦目からの出場。
リーグ初戦で組まれていたフォーチュン vs. ダニエル・ジェームス戦で、フォーチュン欠場の代役として出場したゴルム。序盤はテイクダウンしてからの打撃で攻勢だったが、ジェームスに上を取られてからは防戦一方となり、パウンドを打たれまくりKO負け。Bellator最終ランク7位。
当初、リーグ2戦目にゴルムの名前はなく、初戦を欠場したフォーチュンが改めてダニエル・ジェームスとの仕切り直しの試合が組まれていたものの、今度はジェームスが欠場し、再度ゴルムが負傷者の代役として出場する。
フォーチュンはレスリングエリートで、Bellatorが青田買いして育成していた選手。ティム・ジョンソンやリントン・ヴァッセルら、タイトル圏内の選手には敗れているが、Bellator通算で13勝2敗2NC。ダニエル・ジェームスとは2022年に対戦し、2RでKO負けしたが、ジェームスの禁止薬物使用によりノーコンテストとなっていた。昨年4月の前戦は、リーグ初戦で勝って5位となっていたセルゲイ・ビロステニー(2戦目は欠場)と対戦し、後頭部にパウンドをもらって反則勝ちしている。また、昨年11月にはゴルム戦も組まれていたが、フォーチュンの体調不良で流れた。33歳。
フォーチュンがタックルへ。ケージに押し込む。ゴルム入れ替えて離れた。ゴルム前蹴り、カーフキック。フォーチュンまたタックル。切られる。右ボディを入れたゴルム。ワンツー。プレスしていく。またタックルに行くフォーチュンだが切られあ。左ミドル。効いたフォーチュン。前かがみになる。ケージに詰めたゴルム。フォーチュン右フックをヒットするが、すぐにまた詰めるゴルム。ケージ際まで後退するフォーチュン。残り1分。ジャブを目にもらい、目を気にするフォーチュン。ケージを背負ったおTKO頃でゴルムがコンパクトなパンチ連打を入れていく。首相撲から膝。フォーチュン入れ替えた。残りわずかでフォーチュンがパンチを打ち込むと効いた!フォーチュンパンチのラッシュ!ゴルムがダウンしバックから殴る。レフェリー割って入るが1R終了。
1Rフォーチュン10-8。
2R。ゴルムパンチをヒットさせるが、フォーチュンのタックルを切れずに倒された。ガードからフォーチュンが担ぎパスへ。後方回転させられ亀になったゴルムにバックからパウンド。ゴルム正対するがハーフで背中をべったり付けている。フォーチュンヒジ。体を起こしてパウンド連打。凌ぐだけのゴルム。なんとかガードに戻した。フォーチュンも攻め疲れしてガードの中で休んでいる。ゴルム腕十字を狙ったが、スッポ抜けてパスされた。残り10秒。亀になったゴルムにパウンドをいれるフォーチュン。ゴング。
2Rフォーチュン。
3R。フォーチュンすぐニータップでテイクダウン。ゴルムタックルが切れなくなっている。またハーフで固めたフォーチュン。ガードに戻したゴルム。上半身を起こしてケージを使って立とうとするが、フォーチュンまた寝かせてハーフからパウンド。亀になって立とうとするゴルムだが、フォーチュンにバックから殴られてまたハーフに。フォーチュンもフィニッシュを狙える状況だと思うが、疲れているのか押さえ込みながら殴るのみ。残りわずかでようやく体を起こしたが、ゴルム凌いでタイムアップ。
判定30-27×2、30-26の3-0でフォーチュン勝利。
- *ワレンティン・モルダフスキー・6点
- ティム・ジョンソン・6点
- *オレグ・ポポフ・5点
- ダニエル・ジェームス・5点
- *デニス・ゴルツォフ・4点
- タイレル・フォーチュン・3点
- セルゲイ・ビロステニー・3点
- *リントン・ヴァッセル・0点
- *チアゴ・サントス・0点
- *デヴィオン・フランクリン・-1点
- マルセロ・ゴルム・0点
- ダニエル・マルケス・0点
現在の得点状況。*はこの後試合予定。