ヘビー級リーグ戦だが、両者とも2戦目からの出場。
当初はマルセロ・ヌネス vs. オレッグ・ポポフが組まれていたが、ポポフが欠場し、続いてヌネスも欠場。
元UFCのマルケス(2勝2敗)。UFCではライトヘビー級だったが、PFLでヘビー級に挙げている。昨年のPFLに出場するが、予選のリーグ戦は1勝1敗の7位で敗退。8月にワンマッチで石井慧と対戦し、リーチに勝るマルケスがアウトボクシングでポイントアウトし判定勝ちした。この試合が石井の現役最後の試合となっている。38歳。
ジョンソンはUFCで4勝3敗と勝ち越しているにも関わらず、つまらない戦いぶりのためかリリース。Bellatorと契約すると、3連勝して2021年にワレンティン・モルダフスキーと暫定王座決定戦で対戦したが判定負け。ロシアでヒョードルと対戦し、ヒョードルが現役最後に勝利した選手となっている(1RKO負け)。昨年4月の試合を最後にBellatorの出場はなく、契約が切れたためにPFLにも移管されず、今年4月にはローカルイベントに出場していたが、欠場選手の代役として3つ目のメジャーイベント参戦を果たした。39歳。
マルケスオーソドックス、ジョンソンはサウスポー。ミドルを入れたマルケス。ジョンソンはパンチ連打で出ていくが、マルケスのバックステップの方が早くかわされる。しかし突進で組んでケージに押し込んだ。ジョンソンのオーバーハンドの左でマルケスダウンするが、同時に出していたマルケスの前蹴りががローブローになり両者ダウン。レフェリータイムストップ。マルケスすぐ立つが、ローブローを見てなかったマルケスはKO勝ちをアピール。ジョンソンの回復時間が取られる。再開。ジョンソンが詰めていく。タックルに行くところに膝をボディにもらったが、ジョンソン詰めて右オーバーハンド。マルケス倒れて亀になりパウンドを打たれる。しかしマルケス立った。組んでテイクダウンを奪ったジョンソン。パウンドを入れる。レフェリーただ見ている。防御できず連打を顔面に入れるのを見てようやく止めた。
ダウンの時もただ見ていたし、このレフェリーひどい。
ジョンソン1RKOで6点獲得。現時点で2位だが、上位5人のうち2人が欠場で加点がないため、決勝進出に大きく前進。ただリーグ戦は1戦のみのため、2戦目の選手が同じ1Rフィニッシュだった場合は、タイブレーク規定では試合数が多い方が上位となる。