PFL2024#5:セミファイナル・インパ・カサンガネイ vs. ヤコブ・ネドー

ライトヘビー級。カサンガネイ6点・4位、ネドー0点・8位。

昨年優勝のカサンガネイ。昨年は代役での2戦目からの出場で100万ドルを獲得したシンデレラボーイ。しかし本来はミドル級で、PFLはミドル級がないため階級を上げている。2月のBellatorとの対抗戦では本来のミドル級に戻し、無敗のBellatorミドル級王者エブレンと対戦。圧倒的不利が予想されたが、スプリット判定負けしたものの、2Rにパンチでダウンを奪うなどあと一歩まで追い込んでいる。初戦はBellator6位のアダム・ポリッツィと対戦。ポリッツィのタックルを切って離れ際のパンチを効かせてKO勝ちした。30歳。

ネドーは昨年のPFLヨーロッパで8人トーナメントで優勝してPFL本戦出場権をゲット。しかし初戦はBellator5位のヤクシムラドフとの対戦となり、アッパーからの右フックでダウンを喫し、パウンドでKO負けしている。27歳。

カサンガネイは勝てば決勝進出、ネドーは1Rフィニッシュ勝利で決勝進出となる。

ネドーがスタンドで詰めていき、カサンガネイはケージ際をサークリング。右を打ち込むネドー。カサンガネイ飛び込んで左右のボディから右を打ち込む。ネドーまた詰めて右を打ち込む。カサンガネイまた左右のパンチのコンボ。ジャブを出すカサンガネイ。ネドーも手を出しているが、やや単発。カサンガネイは常にコンボを打ち込む。右を入れたネドー。ねどーの右がカサンガネイにヒットし効いた!すぐにバックに回りパウンド連打。立って引き剥がしたカサンガネイ。カサンガネイ回復したか、またボディから顔面へのコンボを入れる。ゴング。

1Rネドー。この時点でカサンガネイの勝ち上がり、ネドーの敗退が確定。

2R。カサンガネイ手数を増やしてきた。パンチからタックル。倒されたがすぐに立つネドー。また右を打ち込んでいくカサンガネイ。ネドー右を入れるとさらにヒザ。カサンガネイ飛び込んでパンチを入れるがネドー打ち返す。カサンガネイガンガン攻める。しかしラッシュでちょっとスタミナを消耗したか。右を打ち込んだカサンガネイだがネドーに打たれて後退。ネドーのヒザがヒット!カサンガネイタックルに入りテイクダウンしたが、すぐに立たれた。ネドーがボディロックからテイクダウンすると簡単に倒された。ネドーがバックからクリンチしてパンチを入れる。立ったカサンガネイ。離れた。カサンガネイパンチで攻める。ネドー右アッパー。左右のボディから右フックを入れたカサンガネイ。カサンガネイの右が入りネドー効いた!カサンガネイすかさずラッシュ!ほとんどパンチがヒットしている。完全にグロッキーなネドーになおもラッシュするカサンガネイ。ふらついているネドーだがレフェリー止めない。残り時間わずかなので見ているか。さらにラッシュ。2R終了のゴング。

インターバル中にネドーのドクターチェックで続行不能と判断されストップ。2R終了KO勝ち。

2Rも最後に効かせた右が入るまではネドー優勢で、昨年ウィナーのカサンガネイが敗れるかと思われたところからの逆転勝ち。負けても決勝トーナメントに出られるという状況だったが、ウィナーとして意地を見せた。しかしけっこうダメージも負ったので、2ヶ月後のプレーオフに出場できるか心配。

  1. (P)インパ・カサンガネイ・11点
  2. (P)ロブ・ウィルキンソン・9点
  3. (B)ドヴェルジャン・ヤクシムラドフ・9点
  4. (P)ジョシュ・シルヴェイラ・6点
  5. (P)アントニオ・カルロスJr.・6点 E
  6. (B)アレックス・ポリッツィ・3点 E
  7. (B)シモン・ビヨン・0点 E
  8. (P)サディブー・シー・4点 E
  9. (P)ヤコブ・ネドー・0点
  10. (P)トム・ブリーズ・0点 E
  11. (P)アンドリュー・サンチェス・0点 E

プレーオフの組み合わせは1位カサンガネイ vs. 4位シルヴェイラ(昨年の決勝の再戦)と、2位ウィルキンソン vs. 3位で唯一のBellatorファイターヤクシムラドフの対戦に。

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