PFL2024#5:第10試合・パトリッキー・ピットブル vs. ブルーノ・ミランダ

ライト級。パトリッキー0点・9位、ミランダ0点・8位。

ライト級はPFL優勝者もBellator王者も出場しておらず、前王者のパトリッキーが一番のビッグネームだったが、初戦のコラード戦はオッズでアンダードッグ、試合も2RKO負けした。昨年のライト級GPは一回戦でサトシ・ソウザにKO勝ちしたが、準決勝でアレクサンダー・シャブリーに判定負け。38歳。

ブラジルのミランダキック出身のストライカー。打撃は強いがグラウンドに穴がある。韓国のROAD FCを主戦場としていたが、2022年のPFLチャレンジャーシリーズに出場。昨年から本戦に出場すると、予選は2連勝で決勝トーナメント進出。しかし準決勝では優勝したオリバー・オウヴィン・メルシェに2Rでパウンドアウト負けした。初戦は元Bellator王者のブレント・プリマスと対戦し、テイクダウンを奪われ攻められる展開で、2Rチョークで一本負けした。34歳。

右で飛び込んだパトリッキー。しかしミランダのパンチももらった。一瞬効いたパトリッキーだがなおもパンチで出る。ミランダの顔面を捕らえた。ちょっと落ち着いた両者。また右で飛び込んだパトリッキー。ミランダがローを放つとタックル。テイクダウン!ハーフから首を抱えてギロチン。外れたがマウント。ミランダケージを蹴って回転したがバックマウント。ケージを使って立つミランダ。立ち際に膝を入れて離れたパトリッキー。ミランダが左右のフックを打ち込む。パトリッキーはアッパー。ミランダのボディに右を合わせたパトリッキー。残り1分。両者出ていかない。ゴング。

1Rパトリッキー。

2R。ミランダワンツー。ブロックしたパトリッキー。パトリッキー飛び膝。かわしたミランダ。カーフを蹴ったパトリッキー。ミランダもロー。両者ちょっと様子見。パトリッキーの蹴りをキャッチしてスリップしたパトリッキーの立ち際にパンチを入れたミランダ。パトリッキーは待ちの態勢。左右のフックを入れたミランダ。パトリッキーの蹴りにワンツーを合わせる。ミランダの蹴りにパンチを合わせたパトリッキー。スリップ気味に倒れたミランダ。すぐ立った。ミランダパンチで出る。ワンツーからアッパー。ケージを背負うパトリッキーに左右のパンチのラッシュ!顔面にもらっているパトリッキー。打ち返したパトリッキーだがさらにミランダがラッシュ。ゴング。

2Rミランダ。パトリッキー消耗したか。

3R。開始直後のパトリッキーのローがローブローに。再開。ミドルを入れるミランダにパンチを返したパトリッキー。パトリッキーのバックブローはブロックされる。詰めたパトリッキーがガードを固めるとボディを打ち込むミランダ。ワンツーを入れたパトリッキー。ミランダの左をもらってぐらついたパトリッキー。ケージを背負った。ミランダまた左右のラッシュ!さらにヒザを放ったが、キャッチしてテイクダウンしたパトリッキー。ハーフで押さえ込んだ。ミランダも下からホールディング。パトリッキー足を抜いてマウント。半身になるミランダ。ハーフに戻した。残り1分半。脇腹を殴るパトリッキーだがレフェリーブレイク。ミランダすぐ出てパンチを打ち込む。タックルに行くが切られたパトリッキー。すぐに立てないパトリッキー。相当消耗している。またタックル。切られた。パトリッキー下がる。パンチを打ち込まれタックルに行くがまた切られた。タイムアップ。

会場の標高が高く、スタミナ切れしやすいという要因もあったようだが、終盤完全にガス欠してしまったパトリッキー。

判定29-28ミランダ、29-28パトリッキー、29-28ミランダ。スプリットでミランダ勝利。

  1. (B)ブレント・プリマス・9点👑
  2. (B)ガジ・ラバダノフ・6点👑
  3. (P)マイケル・デュフォート・5点👑
  4. (P)*クレイ・コラード・5点
  5. (P)エルヴィン・エスピノーザ・4点 E
  6. (B)アダム・ピッコロッティ・3点 E
  7. (P)ブルーノ・ミランダ・3点 E
  8. (B)パトリッキー・ピットブル・0点 E
  9. (B)*マッズ・バーネル・0点
  10. (P)ソロモン・レンフロ・-1点 E

元Bellator王者パトリッキーのPFLは、まさかの1点も獲得できずに敗退。

タイトルとURLをコピーしました