ライトヘビー級。カルロスJr.6点・5位、ポリッツィ0点・7位。
ACJことカルロスJr.は2021年のウィナー。2022年も予選で2連勝したが、膝前十字靭帯断裂により決勝を欠場。2023年シリーズも怪我からの回復のため試合せず、今年約2年ぶりに復帰。初戦でシモン・ビヨンから1Rチョークで一本勝ちしたが、ライトヘビー級は全試合が1R決着だったため、ACJはタイム差で5位となっている。キャリア16勝中12が一本勝ちで、KO勝利はない生粋のグラップラー。34歳。
ポリッツィは元Bellator6位。Bellatorの最終2戦はヨエル・ロメロとカール・ムーアに敗れているが、2人とも後にライトヘビー級王座に挑戦しており、ポリッツィもタイトル挑戦間近のところまでは来ていた。リーグ初戦は昨年のウィナー・カサンガネイとの対戦で、パンチを効かされ1RKO負け。32歳。
ポリッツィいきなりシングルレッグ。テイクダウン。カルロスJr.はギロチンに抱える。ポリッツィ立ってスタンドに。カルロスJr.の右が入って効いた!ポリッツィシングルレッグで誤魔化すが、カルロスJr.ががぶってパンチを入れていく。ケージに押し込んだポリッツィだがカルロスJr.離れた。ジャブ・カーフ・前蹴りを出すカルロスJr.。出てきたポリッツィにテンカオを打ち込むとカルロスJr.がタックルへ。テイクダウン。背中を向けて立ったポリッツィ。ハーフバックで背中に乗ったカルロスJr.。グラウンドに持ち込むが、ポリッツィまた立った。降りて離れたカルロスJr.。ポリッツィが出るところに右のカウンターがヒット。ポリッツィのローがローブローに。タイムストップ。再開。出てきたポリッツィにカウンターを入れるカルロスJr.だが、ポリッツィそのままパンチで詰めた。ゴング。
1RカルロスJr.。
2R。カーフを蹴るポリッツィ。シングルレッグ。ケージ際でこらえたポリッツィ。カルロスJr.は入れ替えるとダブルレッグへ。首を抱えてがぶったポリッツィ。しつこくタックルに行く。シングルレッグへ。ケージでこらえるカルロスJr.。入れ替えて離れた。パンチで出るカルロスJr.。ポリッツィまたタックルへ。ケージに押し込む。カルロスJr.、ポリッツィを飛び越えたが、ポリッツィがバックを取る。スタンドバックからカルロスJr.がスイッチ。しかしポリッツィががぶると足で腕を固定。ガードに戻したカルロスJr.。下から四の字ロック&ホールディング。ゴング。
2Rポリッツィか。
3R。ポリッツィカーフキック。カルロスJr.はジャブ。右ボディ。ポリッツィも右がヒット。ポリッツィタックルへ。シングルレッグ。切りきれないカルロスJr.。股下を抜けてバックに回ろうとしたが、逆にバックを取ったポリッツィ。腹固めの体勢。しかし腕が外れて逆にカルロスJr.が上に。亀から立とうとするポリッツィ。背中に乗ったカルロスJr.だが、股下から抜けられ立たれた。カルロスJr.タックル。切ったポリッツィ。また腹固め。そのままパウンドを打ち込む。解除してタックルに入るカルロスJr.だが切られた。疲れているカルロスJr.が下に。ハーフで押さえ込むポリッツィ。ハーフのまま打撃を打ち込む。タイムアップ。
判定29-28×3でポリッツィ勝利!
ポリッツィがしつこいタックルでカルロスJr.のスタミナを削って勝利。
- *(P)ロバート・ウィルキンソン・6点
- *(P)ジョシュ・シルヴェイラ・6点
- *(B)ドヴェルジャン・ヤクシムラドフ・6点
- *(P)インパ・カサンガネイ・6点
- (P)アントニオ・カルロスJr.・6点
- (B)アレックス・ポリッツィ・3点 E
- (P)サディブー・シー・4点 E
- *(B)シモン・ビヨン・0点
- *(P)ヤコブ・ネドー・0点
- *(P)トム・ブリーズ・0点
- (P)アンドリュー・サンチェス・0点 E
両者5位以下が確定。