PFL2024#5:第4試合・ガジ・ラバダノフ vs. エルヴィン・エスピノーザ

ライト級。ラバダノフ3点・5位、エスピノーザ4点・4位。

2022年大晦日RIZINで武田に判定勝ちしたことで日本でもおなじみのヌルマゴ軍団・ラバダノフ。Bellatorでは4戦全勝で、ランキングも8位に。ライト級GPは同門のライト級王者ウスマン・ヌルマゴメドフが出場することから不参加で、昨年はBellatorデビュー戦の相手の1戦のみ。リーグ戦初戦は昨年ウェルター級で出場していたソロモン・レンフロ戦で、勝ったが判定勝ちの3点のみにとどまったため、現在は決勝進出圏外の5位。30歳。

ニカラグア国籍・アメリカ育ちのエスピノーザはキャリア10戦全勝。PFLにはワンマッチや育成イベントチャレンジャーシリーズに出場しているが、本戦への出場はなかった。当初は補欠戦に出場予定だったが、リーグ初戦の計量前日にジェイ・ジェイ・ウィルソンが欠場となり、急遽本戦繰り上げ。Bellator10勝5敗のベテラン・ピコロッティに3R飛び膝からのパウンドでKO勝ち。一気に100万ドルの候補に。31歳。

5位のラバダノフにとっては、仮に1Rフィニッシュしても、上位4人が全員1Rフィニッシュされたら勝ち上がれないことになるため、4位との直接対決になったのはプラス。しかし判定勝ちの3点のみだと、初戦の敗者が誰か1人でも1Rフィニッシュした場合(初戦で対戦したレンフロ除く)は、タイブレーク規定でフィニッシュが多い方の勝ち上がりとなるため、確実に勝ち上がるためにはフィニッシュを狙いたい。

エスピノーザが出るところに右を合わせるラバダノフ。ジャブ。エスピノーザ入っていけない。ラバダノフタックルへ。ケージを背負ってこらえたエスピノーザが入れ替えた。押し込みながら膝。がっぷり四つから外掛けでテイクダウンを狙ったラバダノフだが、エスピノーザこらえて離着ワン異膝。パンチからミドルを入れたエスピノーザ。また左ミドル。右。パンチで出るところにラバダノフワンツー。エスピノーザ詰めてボディに膝がヒット。また出て膝を出したところにパンチを合わせるラバダノフ。エスピノーザまた膝。ゴング。

1Rヒット数でラバダノフ。

2R。ジャブで出るエスピノーザ。左ボディにつなげる。ラバダノフもボディ・顔面にパンチを打ち込む。ラバダノフタックル。テイクダウン。エスピノーザすぐにオモプラッタを仕掛けるが、密着して正対したラバダノフ。エスピノーザ背中を向けて立つと、バックを取られた体勢から投げを放って距離ができたところで立った。スタンド。ジャブで出るラバダノフ。しかしエスピノーザのジャブもヒット。ラバダノフタックル。テイクダウン。エスピノーザすぐにケージで立つが、ラバダノフなおもスタンドバック。正対したところでラバダノフ離れる。ラバダノフが打撃を出していき、エスピノーザは手が出ない。ゴング。

2Rラバダノフ。

3R。ラバダノフワンツー。このラウンドも打撃で積極的なのはラバダノフ。タックル。テイクダウン。バタフライで浮かそうとするエスピノーザ。下からキムラを狙う。しかし外れた。ラバダノフハーフからパスを狙う。バックに回って両足フック。スクランブルで脱出したエスピノーザ。立った。エスピノーザ逆にタックル。しかしがぶったラバダノフがバックに回る。立ったがバッククリンチでコントロールするラバダノフ。投げた。しかしエスピノーザ正対。離れた。エスピノーザパンチで出るとまたタックル。受け止めて四つで組み止めたラバダノフ。ケージに押し込んだ。ダブルレッツに来たところにギロチン。しかし入っていない。外れてエスピノーザのガードに。ハーフにしたラバダノフ。上から固める。残りわずかで立ったエスピノーザだがタイムアップ。

三者ともフルマークでラバダノフ勝利。6点獲得。

  1. (B)ガジ・ラバダノフ・6点
  2. (P)マイケル・デュフォート・5点
  3. *(P)クレイ・コラード・5点
  4. *(B)ブレント・プリマス・5点
  5. (P)エルヴィン・エスピノーザ・4点 E
  6. (B)アダム・ピッコロッティ・3点 E
  7. *(P)ブルーノ・ミランダ・0点
  8. *(B)パトリッキー・ピットブル・0点
  9. *(B)マッズ・バーネル・0点
  10. *(P)ソロモン・レンフロ・-1点

ラバダノフはミランダorパトリッキー・バーネル・レンフロの0点組が全員1Rフィニッシュで勝利しない限りは4位以上が確定で、数字上はまだ落選の可能性も残っているが、ほぼ勝ち上がり。

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