ライトヘビー級。ウォーカー7位、オーズデミア9位。
ウォーカーはUFCデビュー当初はスター候補だったが、連勝が止まってからはやや自信を失い、思い切りの良さがない試合が続いている。2連続フィニッシュ勝利で復活傾向にあったが、アブダビでのアンカラエフ戦ではグラウンド膝をもらった後、不可解なレフェリーストップによりノーコンテストに。3ヶ月後に再戦が組まれたが、プレッシャーに圧され、出ようとしたところに右をもらってダウンしKO負け。32歳。
オーズデミアもこのところ2勝3敗で、じわじわとランキングが下がりつつある。プロハースカとアンカラエフに連敗、ニキータ・クリロフにも判定負け。前戦は代役でUFCデビューとなったボグダン・グスコフ相手に格の差を見せて、1Rチョークで約4年ぶりのフィニッシュ勝利。バックボーンはキック。34歳。
両者オーソドックス。すぐに詰めるオーズデミア。蹴りを入れるウォーカーだが、オーズデミアがパンチで詰めるとケージを背負わせる。左ボディ。さらに左右のボディを打ち込む。手が出ないウォーカー。左がヒットしウォーカーダウン!ケージで立ち上がったウォーカー。そこにさらにパンチを打ち込むオーズデミア。飛びヒザを出したウォーカーだが、再びケージまで下がったところにオーズデミアの右アッパーが入りダウン!KO!
1R2分28秒、オーズデミアKO勝ち。
オーズデミア2連勝。ウォーカーは2連続KO負けに。勝ったオーズデミアは試合後のインタビューでジャマール・ヒルとの対戦をアピールした。