PFL2024#6:第4試合・ゴイチ・ヤマウチ vs. アンドレイ・コレシュコフ

ウェルター級。ゴイチ3点・5位、コレシュコフ0点・7位。

ゴイチはウェルター級ではBellator勢で唯一の勝利(相手は同じBellator勢のネイマンだが)。フェザーからウェルターまで上げてきたが、体格的には差があり、体も絞りきれていない。初戦はBellatorでも対戦したネイマンとのリマッチで、グラウンドに付き合わず打撃で押す展開で判定勝ち。2戦目もまた元Bellator同士の対戦に。31歳。

元Bellator王者のコレシュコフは、前回はメインだったが、今回はプレリム扱い。Bellatorではドゥグラス・リマに勝って王座を奪取したが、再戦ではKO負け。ウェルター級GP一回戦でのラバーマッチでもチョークで一本負けすると、Bellatorでは4年間で3試合しか組まれず。その間唯一敗れたロレンツ・ラーキンには、昨年7月の日本大会で再戦して勝利している。33歳。

オーソのコレシュコフにスイッチしたゴイチ。右がヒットしゴイチダウン!しかしコレシュコフはグラウンドに行かず立たせた。ゴイチのグラウンド警戒か。ゴイチ詰めて胴タックル。テイクダウンするとバックに回る。コレシュコフ立ってスタンドバックの体勢。右足をフックして、左足でケージを蹴ってグラウンドに持ち込もうとするが、こらえたコレシュコフ。なおもスタンドバック。ゴイチ後方に引き込んでバックマウント。四の字バックに。チョークを狙うがコレシュコフディフェンス。コレシュコフ防戦一方。チョーク。アゴの上。コレシュコフパンチで抵抗。パンチを入れるゴイチ。ゴング。

1R微妙。序盤のダウンの印象をバックからの攻めで取り返せたかどうか。

2R。パンチで出るコレシュコフ。飛びヒザから左右のパンチ。オーバーハンドの右。さらに首相撲からのヒザが入り効いた。前に出ようとしたゴイチにアッパーが入りダウン!コレシュコフパウンドラッシュ。Kガードでもぐろうとするゴイチだがパウンドを打たれている。腕を放して下からホールドしたゴイチ。コレシュコフもちょっと休む。しかしまた体を起こしてパウンド。またKガードに行くがコレシュコフパウンド。また放した。強いパウンドを打ち込むコレシュコフ。残り1分。ゴイチのKガードからのスイープはこらえるコレシュコフ。ラッシュでちょっと疲れたか、密着して休んでいる。ゴング。

2Rコレシュコフ。10-8あるかもしれない。

3R。コレシュコフ飛びヒザ。右オーバーハンドを放つが、それに合わせて組み付いたゴイチがテイクダウン。そのままバックにつくが、体勢を入れ替えて上になったコレシュコフ。立ってスタンドに。カーフ、ジャブを打ち込むコレシュコフ。バックスピンキック。ケージに詰めたゴイチがタックル。ダブルレッグでテイクダウン。サイドを取る。ハーフに戻したコレシュコフだが、ゴイチはパウンドで削ると足を抜いてマウントに。コレシュコフがケージを蹴って返そうとしたタイミングでゴイチが腕十字。しかしそこまで読んでいたコレシュコフが腕を引き抜きインサイドからパウンドラッシュ!が、フィニッシュされずタイムアップ。

29-28、29-27×2の3-0でコレシュコフ勝利。3点のみ。

  1. (P)ドン・マッジ・6点
  2. *(N)ムラッド・ラマザノフ・6点
  3. *(N)シャミル・ムサエフ・5点
  4. (B)ネイマン・グレイシー・3点
  5. *(P)マゴメド・ウマラトフ・3点
  6. (B)アンドレイ・コレシュコフ・3点
  7. (B)ゴイチ・ヤマウチ・3点
  8. *(B)ローガン・ストーリー・0点
  9. *(B)ブレナン・ワード・0点
  10. *(B)ルカ・ポクリ・0点
  11. (P)ラウレアノ・スタロポリ・-1点 E

両者とも勝ち上がりが微妙に。

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