UFC303:第5試合・ペイトン・タルボット vs. ヤニス・ゲムーリ

バンタム級

UFC期待のプロスペクト・タルボット。UFC初戦はKO勝ちしたものの、テイクダウンされるとリカバリーできない場面もあり、不安要素も露呈したが、2戦目はUFC3勝1敗のキャメロン・サーイマンを打撃で圧倒し、2Rにダウンを奪ってのパウンドでKO勝ち。コンテンダーシリーズで判定勝ちした以外の7戦はすべてフィニッシュ勝利で、うちKO勝ちは6試合。25歳。

フランスのゲムーリは昨年9月の地元パリ大会でUFCデビュー。しかし欠場選手が出た影響でカードがシャッフルされ、ゲムーリは同じフランス出身のゴミスと、ゴミスのウェイトに合わせたフェザー級で対戦することになり、スタンド・グラウンドともにいいところなく判定負けと気の毒な結果に。3月に2戦目が組まれていたが負傷欠場している。今回が本来の階級でのUFC初戦。バックボーンはキック。29歳。

オッズは今大会一番の大差でタルボットがフェイバリット。

いきなりバックスピンキックを見せたゲムーリ。両者オーソドックス。タルボットが詰めてワンツーを入れるとビッグヒットしゲムーリ仰向けにダウン!一瞬追撃せず様子を見ていたタルボットだがパウンドに。連打。打たれるのみのゲムーリを見てレフェリーストップ!

右ストレートが顔面を打ち抜き、実質それで終わっていた。オッズ通りの圧勝。UFCデビューから3連続でのフィニッシュ勝利。

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