UFC on ESPN59:第1試合・エヴァン・エルダー vs. ダリウス・フラワーズ

両者ライト級の選手だが、ファイトウィークにウェルター級戦として追加された試合。欠場選手が相次いだため、急遽試合を追加したのか。

エルダーは2022年4月のUFCデビュー戦もウェルター級だったが、その時も試合3日前の緊急出場だった。本来ウェルター級の相手に実質体重ハンデの試合となり判定負け。ライト級に戻した2戦目も負け。3戦目は同じUFC0勝2敗のヘナロ・バルデス相手にパンチでダウンを奪われたものの、大振りのバルデスに的確にパンチをヒットさせて判定勝ちし、ようやくUFC初勝利を挙げた。27歳。

フラワーズは昨年7月にUFCデビューしてからここまで2連敗。エルダー同様、初戦は試合1週間前の緊急の代役で階級上のウェルターの中堅選手ジェイク・マシューズと対戦。2Rに前蹴りをもらってローブローアピールしたが、リプレイで見ると当たってなかったという若干ダーティなムーブをした以外、特に見せ場がないままKO負け。本来のライトに戻した2戦目は、元トップランカーのマイケル・ジョンソンと対戦。かつての実力はないジョンソンだったが、格の違いを見せられて判定負けで完敗。29歳。

詰めてくるフラワーズ。エルダー下がりながらパンチを入れるが、フラワーズは左の蹴りを連打。激しい打撃戦。エルダーのパンチをもらいながらも詰めていくフラワーズ。右オーバーハンドをヒットさせるエルダー。また右。挑発しながら詰めるフラワーズ。エルダー左ハイ。さらに左フック。いちいち効いてないアピールするフラワーズ。お互い同じタイミングでタックルへ。ダブルアンダーフックからサバ折りを狙うフラワーズだが、エルダーは反り投げで投げる。押さえ込めず立った。スタンドでプッシングしたエルダー。スリップダウンしたフラワーズ。上になったエルダーだが、フラワーズ反転して上に。立とうとしたエルダーのバックに回るが、強引に背中に乗ろうとしてまた下に落ちる。立とうとするフラワーズにパンチを打ち込んでいくエルダー。フラワーズタックルに行くがスピードがなく潰されて下に。エルダーパウンド。ホーン。

1Rエルダー。

2R。エルダーの蹴りがローブローになりタイムストップ。座って休むフラワーズ。再開。フラワーズ一転してタックル。テイクダウン。足で離そうとしたエルダー。フラワーズ足関を狙うが、雑な仕掛けで下になる。すぐに立たないフラワーズ。上を取ったエルダー。すぐマウントへ。肩固め。がっちり入るとフラワーズすぐタップ。

心が折れていたのか、最後はあっさりと負けたフラワーズ。高地の影響でスタミナ切れが早かったか。

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