PANCRASE346:第6試合・前田浩平 vs. 増田大河

フライ級だったが幸運にも?両者計量失敗のためキャッチウェイトに。

すでにベテランの域の前田。昨年は初の国際戦でジョセフ・カマチョに判定負け、続く萩原戦は体重オーバーの末に判定負けで連敗。4月に元王者の砂辺と対戦すると、テイクダウンからポジションを取る展開でレジェンド超えを果たした。が、2度目の計量失敗では、階級転向も必要になるか。29歳。

増田は昨年のネオブラストロー級で準優勝。3月には2022年のネオブラウィナー・植松と対戦したがスプリット判定負け。今回は階級を上げての試合となるが、転向後の初戦で計量失敗してしまった。28歳。

サウスポーの前田にオーソドックスの増田。プレッシャーを掛ける増田にミドルを入れる前田。前田タックルに。尻もちまで着かせたが寝かせられない。しかし立った増田からバッククリンチ。そのまま後方に倒れ込みバックマウントになるが、増田が背中の前田にパンチを入れる。前田チョークに。喉元に入っている。引手を掴んで外そうとしたが今度はパームトゥパームに。外れた。ホーン。

1R三者三者前田。

2R。増田すぐに距離を詰める。しかし間合いに入っていかない。前だがハイ、ジャブをヒット。パンチを入れた前田がそのまま四つに組んだが、増田離れた。前だがパンチからタックルへ。ケージ際でヒザをついた増田。立ったが前田が投げてテイクダウン。パウンドを入れると増田は蹴り上げたが、前田は足を超えてハーフに。前田パスしてサイドに。背中を向けて立った増田。前田バックにつくが、増田がヒジを入れる。

2R一者増田、二者前田。

3R。増田がすぐに打撃で出るが、前田タックルに。四つでクラッチしてテイクダウン。すぐにハーフにするが、足を抜いて立った増田。離れた。前田タックル。切った増田。増田テンカオ。右ボディ。右ハイ。前田詰めてパンチを入れるとそのままタックルへ。切った増田。またタックルに行く前田だが、膝を着いた状態の前田の顔面にヒザを入れる増田。反則。タイムストップ。減点1で再開。タックル警戒で手が出ない増田。単発の打撃を入れるが、間合いに入れない。右オーバーハンド、飛び膝。しかし前田が四つに組んだ。引き剥がす増田。前田逃げ切り狙い。パンチで出た増田に前田タックル。しがみつくところにパンチを入れる増田。タイムアップ。

28-28、29-27×2の2-0で前田勝利。

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