UFC304:第4試合・モデスタス・ブカウスカス vs. マルチン・プラフニオ

ライトヘビー級。

リトアニア出身・イギリス在住のブカウスカスは2020年にUFCと契約したが、デビュー戦勝利の後3連敗でリリース。昨年2月に欠場選手の代役として再契約を果たすと、タイソン・ペドロとザック・パウガに判定勝ちで連勝。前戦はキャリア全勝のビトー・ペトリーノに2RKO負けで、UFC復帰後初黒星を喫した。バックボーンのキックではイギリス王者になっている。30歳。

ポーランドのプラフニオは極真がバックボーンで、世界大会に出場したこともある。UFCデビュー当初は顔面パンチのディフェンスに難があり3試合連続KO負け。その後、蹴り主体でポイントアウトするスタイルを身につけて4勝2敗。勝てばトータル5勝5敗で勝率5割となる。36歳。

スイッチするブカウスカスにプラフニオはオーソから蹴りを入れていく。カーフキック。飛び込んだブカウスカスが左をヒット。飛び込んでワンツーを放ったが、前蹴りで距離を取られヒットせず。飛び込んだプラフニオにヒジを入れたブカウスカス。プラフニオはバックスピンキック。飛び込んで右ボディから左を入れたプラフニオ。ケージに詰めたブカウスカス。飛び込んでアッパーを打ち込むが、プラフニオ四つで組み止める。入れ替えて押し込むブカウスカス。離れ際にバックヒジを入れた。また蹴りを入れていくプラフニオだが、ブカウスカスが飛び込んで右のパンチ連打。効いたか?クリンチで凌ぐプラフニオ。残り1分。距離を取るブカウスカス。プラフニオの蹴りも下がってかわす。ブカウスカスの右ハイがヒットしプラフニオ下がった。左右のパンチで出たブカウスカスだが距離を取るプラフニオ。ホーン。

効かせた打撃でブカウスカスのラウンドか。

2R。距離を詰めるブカウスカス。プラフニオは変わらず蹴り主体の攻めだが、やや間合いが近くなっている。右オーバーハンドで飛び込んだプラフニオだが空振り。ラウンドを取り返そうという意識なのかもしれないが、ややかかりすぎ。右がヒットしプラフニオ効いた!ケージまで下がったブカウスカス。パンチの連打。しかしプラフニオの左ハイが入り逆に効いたブカウスカス。プラフニオチャンスと見てパンチで出る。振りかぶって左ボディ。四つでクリンチしてしのごうとするブカウスカス。ケージに押し込む。ダメージの回復を図る。入れ替えて離れたプラフニオ。雑に出たプラフニオだが、ブカウスカスのタックルで倒された。ハーフで押さえ込むブカウスカス。体を起こすと左右のヒジを入れる。ハーフからキムラ。サイドに出たブカウスカス。亀になり立ったプラフニオ。ホーン。

2R両者に効いた打撃があったが、終盤の攻めでブカウスカスのラウンドか。

3R。開始と同時にプラフニオパンチのラッシュ!ヒットしてブカウスカス後退。なおも左右のパンチで出るプラフニオだが、四つに組んだブカウスカス。テイクダウン。割と簡単に倒されたプラフニオ。ハーフで固める。プラフニオはラッシュで疲れたのか、押さえ込まれて動けない。ブカウスカス肩固めを狙う。逆サイドのまま絞めると、プラフニオ逃げられずタップ!

逆転KOを狙いに行くという判断は良かったプラフニオ。結果、消耗してフィニッシュされたが、行くしかなかったし仕方ない。

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