女子アトム級サブミッション・グラップリングタイトルマッチ10分1R。
2022年からONEに参戦し、初戦のV.V Mei戦こそ判定なしでドローとなったが、その後は3連勝。昨年9月の王座決定戦で対戦したジェサ・カーン戦は、過去に一度敗れている相手だったが、ポジションを許す苦しい展開から、足関を仕掛けてキャッチを取ったのが評価されたのか判定勝ち。28歳。
バストスは今年3月にONEデビュー。日本の山田海南江と対戦し、山田のパスアタックを防いでバックを奪いフェイスロックで攻めて判定勝ち。26歳。
手四つの組みて争い。引き込むバストスだが付き合わないケリー。また引き込んだがケリー離れる。手を掴んで引き込むバストス。RDLからバックを狙うバストス。スクランブルからバックを狙ったが、ケリー正対してバストスのガードに。またリバースデラヒーバの体勢。起き上がってシングルレッグで倒そうとしたが、ケリー上をキープ。草刈りで上になったバストス。ケリーの立ち際にバックを狙ったが、ケリーが上を取る。ベリンボロ狙いから起き上がり上を狙ったバストスだが、ケリー立ち上がり受け止めるとバストスがまた引き込む。ケリー足関。内ヒール。回転して外したバストス。バストス下からケリーの右足を抱える。膝十字。入れず。バストスが足関を狙うがすぐにヒザを抜いたケリー。バストスなおも足関狙い。抜いて立ったケリー。バストス外ヒール。すぐに回転して抜けたケリーだがバックを狙うバストス。すぐに回転して足で蹴り放して上になるケリー。残り1分。バストス内ヒール!ケリー凌いで外し上に。タイムアップ。
解説の高橋SUBMISSION雄己によれば、ONEのグラップリングの判定はキャッチを重視するというが、両者キャッチなし。
判定3-0でバストス勝利!新王者誕生。
通常のグラップリングマッチなら仕掛けていたバストスに入るところで、ONE判定がどうなるかわからなかったが、順当にバストス勝利。